昨日の夕方もクマをカートに入れて散歩しました。
昨日のクマは、朝からずっと同じ体勢で眠ったまま夕方まで過ごしました。
途中、二度ほど、オムツを交換しましたが、それ以外は、ずっと同じ体勢で眠っていました。
この様子では、夕方の散歩に連れて行く必要もないかと思われましたが、いつものように散歩前のご飯の準備をしていると、むっくり起き上がったので、カートに入れて散歩に連れて行くことにしました。
主人がクマと勘九郎を乗せたカートを押し、私は抱っこカバンにはなを入れて歩きました。
すると、前からミニチュアダックスをカートに乗せて散歩しているおばさんに会いました。
たまに出会うおばさんです。
少し前まで、2頭のミニチュアダックスをカートに乗せて散歩していましたが、最近は、1頭だけを連れて歩いています。
おばさんは、カートに乗っているクマを見て、
「あれ?今日は、いつもと違う犬が乗ってるのね。」
と言いました。
いつもは、カートには、勘九郎とはなが乗っているのに、昨日は勘九郎とクマが乗っていたからです。
主人が、
「昨日から、歩けなくなっちゃってね」
と言うと、
おばさんは、クマの顔をジーっ見て、こう言いました。
「そんなことを言っちゃ悪いけど、ウチのもう一匹の犬が死んだ時と同じ顔をしている!」
と言いました。
「前にもう一匹連れていたのを知っているでしょう?あの犬は5ヶ月前に死んだんだけど、あの時のウチの犬と同じ顔をしてますよ。」
と。
歩けなくなってご飯を食べなくなり、食べても吐くようになったそうです。
病院へ連れて行ったけれど、特に治療の方法もなく、『入院させるなら、面倒を看ますよ』と言われたけれど、治る見込みがないなら、家で看取ることにして、連れて帰ったということでした。
離れて暮らしているお子さんたちにも連絡して、全員が揃ったところで亡くなったとか。
最後は、何も食べなくなったので、何でも好きなものを食べさせたと言っていました。
「結局吐いてしまって、お腹に納まらなかったんだけどね。そんな調子が続いたから、痩せちゃってね。」
と。
「そんなことを言っちゃ悪いけど、もう長くないね。ホント、ウチの子の時と同じ顔してるもの。」
とおばさんは、続けます。
「いくつですか?」
と言われ、
もうじき16歳8ヶ月になると答えると、
「そんなことを言っちゃ悪いけど、それだけ生きれば十分でしょう。もう、しょうがないよね。」
と言いました。
主人は、おばさんと別れた後、すぐに
「そんなことないよね。クマは、もっともっと生きるよね。」
と言っていました。
私は、返事ができませんでした。
クマが来てから一番クマの面倒をみていたのは、主人だったと思います。
主人は、よく
「自分の子供でも、これほど面倒をみなかったと思う。」
と言っていました。
一年くらい前の事ですが、
「クマがいなくなったら、オレはどうして良いかわからない」
とも言っていました。
主人は、私よりずっと深くクマと接してきたと思います。
今朝、クマは吐きました。
「なんだか、嫌だね。あのおばさんが言っていた通りになっていく・・・」
と主人は、つぶやきました。
クマは、我が家で一番長く一緒にいる犬です。
私もクマがいなくなるなんて、とても考えられませんが、それ以上に主人の事が心配です。
昨日のクマは、朝からずっと同じ体勢で眠ったまま夕方まで過ごしました。
途中、二度ほど、オムツを交換しましたが、それ以外は、ずっと同じ体勢で眠っていました。
この様子では、夕方の散歩に連れて行く必要もないかと思われましたが、いつものように散歩前のご飯の準備をしていると、むっくり起き上がったので、カートに入れて散歩に連れて行くことにしました。
主人がクマと勘九郎を乗せたカートを押し、私は抱っこカバンにはなを入れて歩きました。
すると、前からミニチュアダックスをカートに乗せて散歩しているおばさんに会いました。
たまに出会うおばさんです。
少し前まで、2頭のミニチュアダックスをカートに乗せて散歩していましたが、最近は、1頭だけを連れて歩いています。
おばさんは、カートに乗っているクマを見て、
「あれ?今日は、いつもと違う犬が乗ってるのね。」
と言いました。
いつもは、カートには、勘九郎とはなが乗っているのに、昨日は勘九郎とクマが乗っていたからです。
主人が、
「昨日から、歩けなくなっちゃってね」
と言うと、
おばさんは、クマの顔をジーっ見て、こう言いました。
「そんなことを言っちゃ悪いけど、ウチのもう一匹の犬が死んだ時と同じ顔をしている!」
と言いました。
「前にもう一匹連れていたのを知っているでしょう?あの犬は5ヶ月前に死んだんだけど、あの時のウチの犬と同じ顔をしてますよ。」
と。
歩けなくなってご飯を食べなくなり、食べても吐くようになったそうです。
病院へ連れて行ったけれど、特に治療の方法もなく、『入院させるなら、面倒を看ますよ』と言われたけれど、治る見込みがないなら、家で看取ることにして、連れて帰ったということでした。
離れて暮らしているお子さんたちにも連絡して、全員が揃ったところで亡くなったとか。
最後は、何も食べなくなったので、何でも好きなものを食べさせたと言っていました。
「結局吐いてしまって、お腹に納まらなかったんだけどね。そんな調子が続いたから、痩せちゃってね。」
と。
「そんなことを言っちゃ悪いけど、もう長くないね。ホント、ウチの子の時と同じ顔してるもの。」
とおばさんは、続けます。
「いくつですか?」
と言われ、
もうじき16歳8ヶ月になると答えると、
「そんなことを言っちゃ悪いけど、それだけ生きれば十分でしょう。もう、しょうがないよね。」
と言いました。
主人は、おばさんと別れた後、すぐに
「そんなことないよね。クマは、もっともっと生きるよね。」
と言っていました。
私は、返事ができませんでした。
クマが来てから一番クマの面倒をみていたのは、主人だったと思います。
主人は、よく
「自分の子供でも、これほど面倒をみなかったと思う。」
と言っていました。
一年くらい前の事ですが、
「クマがいなくなったら、オレはどうして良いかわからない」
とも言っていました。
主人は、私よりずっと深くクマと接してきたと思います。
今朝、クマは吐きました。
「なんだか、嫌だね。あのおばさんが言っていた通りになっていく・・・」
と主人は、つぶやきました。
クマは、我が家で一番長く一緒にいる犬です。
私もクマがいなくなるなんて、とても考えられませんが、それ以上に主人の事が心配です。