２度の検査をした結果、まるの胃の中は広範囲に渡り、厚い壁になって炎症が起きていることがわかりました。
でも、原因はわかりません。
疑われた腎臓も膵臓も悪い状態ではないと言うことでしたが、たまに嘔吐と血便があり、飲み薬ではなかなか回復しないので、まるは入院することになりました。
それが６月２１日でした。
４日間入院したのですが、その間、病院スタッフから、まるの様子を動画で送ってきてくれていて、だいぶ元気になったのがわかりました。
動画でまるは、スタッフの姿を見ると吠えていました。
吠えることができるくらい回復してきているという事でもありました。
入院４日目、まるは嘔吐もなく食欲も取り戻して、元気になって帰ってきました。
娘から連絡を受けて私も一緒にまるを迎えに行きました。
でも、退院したからと言って、完全に良くなったわけではなく、不安の種を残したままでした。
素人の私でも、それだけ厚い壁になっている炎症が、そんなに簡単に良くなるとは思えなかったので、その壁の原因を突き止めないことには完全に治ることはないだろうと思えました。
退院の時に先生から、嘔吐の原因をもう少し突っ込んで検査したほうが良いと言われ、大学病院へ行くことも視野に入れた話がありました。
その後、７月３日に大学病院の先生が診察に来ることがわかり、その日にまるを連れて来るように言われました。
大学病院へ行くなら検査設備も整っているだろうし、新たなことがわかるかもしれないけれど、大学病院の先生が来ると言っても、病院の設備は同じなので、何か違うものがわかるのか？と私的には疑問がありました。
そのことに関して娘がどう判断するかはわからないので、私は特に何も言いませんでした。
それに退院してから診察までに２週間あるので、その間に飲み薬が効いて、まるの体調が良くなれば、大学病院の先生の診察は見合わせるかもしれないとも思っていました。
娘がどうするのか、ずっと気になっていたのですが、今までのことからしても、何かあれば連絡してくるだろうと思い、私は様子を見ていました。
