はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

ヘビの顔

2013年07月09日 | 出来事
昨日は、いつものスーパーまで歩いて行きました。
主人が仕事で車を使っていたので、どこかへ出かけるには、歩くしかありません。
いつもなら、主人が休みの日を見計らって、車で出かけるのですが、昨日は、歩いてでも出かけようと思いました。
スーパーに隣接しているATMに行くためです。

我が家は、すねかじりの息子と同居していますが、多少のお金を息子から生活費として徴収しています。
息子は毎月だと面倒らしく、いつもボーナス時期に半年分まとめてお金を渡してきます。
月々だとたいした金額ではありませんが、まとまればそこそこの金額になります。
しかも今回は、今までより少し多めにくれました。
というのも、私が仕事を辞めてしまったこともあるし、私が以前から、
「結婚していたら、そんなに自由にお金を使えないのだから。」
とか
「一人で生活していたら、そんな程度のお金で生活できるわけないんだから」
などと、ちくりちくりと息子に言っていたのもあるし、私の弟からも、
「もう、親を養うくらいの気持ちでいなきゃダメだぞ」
なんて言われたりしたのもあるのか、今回は、私が提示した金額にほんの少しですが、上乗せしてよこしました。

週末に息子の飲み会があり、駅まで送っていく途中に息子はコンビニに立ち寄り、そこでお金を下ろして私にくれました。
私が、息子を送った後、買い物に行くというと、
息子は、
「お金を持っていると、なくしそうだから、一旦家に戻って、金を置いてから買い物に行けば?」
と言います。
ずいぶんじゃない?
と思いました。
その日は、結局買い物をして、家に帰りましたが、そんなことを言われて、本当になくしてしまったら大変だし、家に現金を置いて置かない方が良いと思ったので、ATMへ行くことにしました。
歩いてATMへ行くなんて聞いたら、また息子は心配するだろうなと思いました(笑)

とにかく暑かった!
帽子を被って日傘を差しても、太陽が照り付けてきます。
拭いても拭いても汗が流れてきます。

私の近所は田んぼが多く、歩く途中には多くの田んぼがあります。
その田んぼは、イネがだいぶ育ち、緑のじゅうたんのようになっています。
まだ水もたっぷりあります。
ふと見ると、田んぼの隅に死んだヘビが浮かんでいました。
30~40センチくらいの細いグレーのヘビでした。
ヘビはくるんと身体を巻いて白いお腹を上にして目を閉じて浮かんでいました。
道路で死んだヘビを見ることはたまにありますが、あんなふうに水に浮かんで死んでいるヘビを見たのは初めてでした。
お腹を上にしていたので、ヘビの顔が良く見えました。
何となく苦しそうな顔に見えました。

何故死んでしまったのか。
死ぬような何があったのか?

可愛そうだなと思いました。

もしもあのヘビが生きていて私の前に現れたら、キャーッ!と叫ぶだろうと思います。
ヘビは好きではありません。
ぞっとしたと思います。
それに、へビは、ツバメの雛の天敵です。
私にとっては、憎きへびです。
雛がやられた時は、ヘビなんか死んでしまえば良いと本気で思いました。

生きていれば、嫌うのに、死んでしまったヘビの顔を見たら可愛そうになりました。
勝手なもんだなと思いました。
でも、あのヘビの無念そうな顔が忘れられません。

ところで、先日、無事に巣立ったと書いた娘の家のツバメですが、現在、また卵を産んだらしく、二度目の子育てが始まっているそうです。
「よほど、居心地が良いのね。
この家で卵を産めば、またヘビから守ってもらえると思っているのかもね。
でも、また、心配事が増えるね。」
と私が言うと、
この暑さでは、ヘビも地面を這うのはキツイだろうと娘は言います。
田んぼはたくさんあるし、こんなところまで熱い地面を這ってくるより、水の中にいるカエルを食べるほうが楽だろうと。

そのヘビもそんな目的で田んぼの中に入っていたのかな。
餌がなくて、餓死したとしたら、それも可愛そうだな・・・なんて、ホントに勝手なもんですね。


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