@帝国劇場
キャスト
マリー・アントワネット 涼風真世
マルグリット・アルノー 新妻聖子
アニエス・デュシャン 土居裕子
アクセル・フェルゼン 今拓哉
ルイ16世 石川禅
ボーマルシェ 山路和弘
オルレアン公 鈴木綜馬
カリオストロ 山口祐一郎
マリー・アントワネットと、同じイニシャルを持つ
貧民の娘マルグリット・アルノー。
無知であるが故の過ちがマリーを悲劇の王妃へと転落させ、
貧しいが故の反骨がマルグリットを革命に駆り立てる。
同じM・Aが出会い、時代の波に翻弄されていく過程で
自らの愚かさに気付いてしまった時には
もう、革命という名の下に無益な殺人「処刑」が繰り返されていく。
まず、カリオストロが怪しげに時代のうねりを作るかのようにそれぞれの糸を繋げて行く。
きらびやかなドレスを纏ったアントワネットと
一切れのパンの為に道端のすみれを売るマルグリット。
有名な「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」
という台詞にマルグリットはうちのめされる。
同じイニシャルを持っていても
生まれながらに身分の差はこんなにも人に惨めさを突き付けけてくる。
生きて行く為に娼婦になるマルグリット。
そのマルグリットを利用して民衆を煽り
時代を革命へと向かわせるオルレアン公。
いったい誰の為の革命なのか?
キャストはミュージカル俳優として名だたる名優揃い
そして元宝塚のトップ涼風真世。
1番感じたのは新妻聖子の存在感が際立っていた。
伸びやかに、自分の思いを歌に乗せて時に切なく
時に熱く歌い上げる。
主役(?)であるはずの涼風が今一つだと思った。
1番の見せ場である投獄~裁判のシーンでも
歌唱のボリュームが明らかに他のキャストより小さい。
涼風の舞台を観るのは初めてなので
これがベストなのか、体調が悪かったのかはわからないが
惜しい気がした。
大筋の話しとしては華麗な舞踏会や宮殿をクローズアップして、
舞台袖か花道で貧しい民衆を対比させるようにしたほうが
より展開をテンポよく見せられるような気がする。
観終わって胸に重い宿題を抱えた。
人は時代が変わっても同じ過ちを繰り返されすものなんだなと。
200回を超えるロングラン公演もあと20回を切った。
20日にはファン感謝デーとしてミニトークショーもある。
30日まで。
キャスト
マリー・アントワネット 涼風真世
マルグリット・アルノー 新妻聖子
アニエス・デュシャン 土居裕子
アクセル・フェルゼン 今拓哉
ルイ16世 石川禅
ボーマルシェ 山路和弘
オルレアン公 鈴木綜馬
カリオストロ 山口祐一郎
マリー・アントワネットと、同じイニシャルを持つ
貧民の娘マルグリット・アルノー。
無知であるが故の過ちがマリーを悲劇の王妃へと転落させ、
貧しいが故の反骨がマルグリットを革命に駆り立てる。
同じM・Aが出会い、時代の波に翻弄されていく過程で
自らの愚かさに気付いてしまった時には
もう、革命という名の下に無益な殺人「処刑」が繰り返されていく。
まず、カリオストロが怪しげに時代のうねりを作るかのようにそれぞれの糸を繋げて行く。
きらびやかなドレスを纏ったアントワネットと
一切れのパンの為に道端のすみれを売るマルグリット。
有名な「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」
という台詞にマルグリットはうちのめされる。
同じイニシャルを持っていても
生まれながらに身分の差はこんなにも人に惨めさを突き付けけてくる。
生きて行く為に娼婦になるマルグリット。
そのマルグリットを利用して民衆を煽り
時代を革命へと向かわせるオルレアン公。
いったい誰の為の革命なのか?
キャストはミュージカル俳優として名だたる名優揃い
そして元宝塚のトップ涼風真世。
1番感じたのは新妻聖子の存在感が際立っていた。
伸びやかに、自分の思いを歌に乗せて時に切なく
時に熱く歌い上げる。
主役(?)であるはずの涼風が今一つだと思った。
1番の見せ場である投獄~裁判のシーンでも
歌唱のボリュームが明らかに他のキャストより小さい。
涼風の舞台を観るのは初めてなので
これがベストなのか、体調が悪かったのかはわからないが
惜しい気がした。
大筋の話しとしては華麗な舞踏会や宮殿をクローズアップして、
舞台袖か花道で貧しい民衆を対比させるようにしたほうが
より展開をテンポよく見せられるような気がする。
観終わって胸に重い宿題を抱えた。
人は時代が変わっても同じ過ちを繰り返されすものなんだなと。
200回を超えるロングラン公演もあと20回を切った。
20日にはファン感謝デーとしてミニトークショーもある。
30日まで。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます