dolcevita   

La bellezza di un loto

モネ回顧展

2007年05月23日 | アート
六本木の新国立美術館の「モネ回顧展」に行って来ました。
平日のお昼だというのに20分待ち。
中に入っても人人人・・・
じっくり観たかったのに押し出された感じ。
そこは小さな抵抗をしつつ2巡しました。


印象派モネとモネに影響を受けた画家の展示があり、第1章~第5章迄のブロックに別れている。


初期の作品にはまだ点描画は少なく、色味の暗い作品も見受けられた。
家族を描いた作品には明るい色調や柔らかい線で描いている。


日本の浮世絵にヒントを得て
当時のヨーロッパで常識とされた陰影・奥行きを描かず
平面的な構図の中の広がる世界を表現している。


モネといえば後期の「睡蓮」の連作があまりにも有名だが
そこに至る前にポプラ並木、積みわら、ルーアン大聖堂などの連作がある。
ロンドンのもやがかかったような風景、水面に反射する映像も数多く描いている。


そして、「睡蓮」の連作。
これを観るために行ったので感慨深く観たかったのに~
あまりの人波にじっくり比較しながら観ることは出来なかった。



ランチメニューが話題のレストランも当然長蛇の列。
レストラン目当てなら朝一番(10時)で行ってみるしかないでしょう。


びっくりしたのは空調設備で
上からエアコンがあたると作品に影響があるからか
床面に直径20センチ位の格子があり、そこから冷風が出て来る。
暑い日なのに和服を着て行ったので、そこに立つと・・・(笑)


じっくり観るなら早いか遅いかどちらかじゃないとかなり難しい。
金曜日は夜8時迄なので、仕事帰りでも行けそう。
所要時間1時間~ほど。

地下鉄東京メトロ有楽町線
乃木坂駅から直接美術館に入れます。
7月2日まで。
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2 コメント

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行きたい・見たい・・ (アソカ)
2007-05-25 08:59:53
この間、NHKで特番やってたのを見て行ってみたいなぁ・・と思ってたんだぁ

ホントこういう絵は人の頭越しに見る絵じゃないよね~ じっくり時間かけて浸ってたい・・

CMの吉永小百合さんを想像しちゃいましたわ・・miffyさんのきもの姿・・
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モネに会いたくて (miffy)
2007-05-25 21:03:12
モネの睡蓮は自分の名前にもある植物なのと、

睡蓮の柄の着物と帯を一昨年購入したので

どうしても着て行きたかったんです。

(袷だったので五月のうちに)

全く同じ柄の絵と和服とのご対面~に

何人かの方に声をかけられました。

(ナンパではない)



一度にこれだけ集まる事は難しくても

ポーラ化粧品やアサヒビール等に所蔵されているみたいなので

会期が過ぎても観るチャンスはありそうです。
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