押し花教室を開いている友人から、『押花芸術展』の招待状が届きましたので行ってきました。
会場の“上野美術館”まで、散歩がてらトコトコ歩いて50分。
冬の上野公園は色がなく、寒々しく、乾いた感じがします。
葉の落ちた木々の間から見える、雲ひとつない、真っ青な空を仰ぎ
ながら、忍池やお寺を通って会場に11時に入りました。
今年の冬は、裏日本は1メートルを越す大雪に見舞われている
と言うのに、表日本は全く雨の降らない乾燥状態です。
会場に入るや、あまりの人の多さにビックリ(@_@;)しました。
全国規模の展覧会とはいえ、物凄い盛況振りでした。
作品の前で、“これは何の材料かしら? これはどうして作ったのかしら?”等など、
おば様パワーがむんむんと!溢れていました。
今、押花がおば様達の間で、こんなにも流行っているの?
展示作品も、隙間無くぎっしり展示され、花・葉だけでなく豆から布・糸・金属まで使った作品。
これが押花???と。
お昼は行きつけの「韻松亭」で食べました。
何時行っても変わらない美味しさと、お店の人の感じの良さはいいですね。
この後、上野駅から日比谷線で築地に出て、もう一人の友人の「刺し子展」へ行ってきました。
魚河岸茶屋の経営する“茶の実倶楽部”が会場です。
木をふんだんに取り入れた落ち着いた会場は、ほっとする空間です。
作品も素晴らしい!
一針一針心こめて縫う手仕事の作品は、見ているだけで心が癒されます。
我が友であり、講師の吉浦和子さんもとても穏やかで、生き方もなかなか芯が通って素敵です。
彼女は毎年アメリカのシアトル州の田舎で講座を開いています。
村の人々が、この日をとても楽しみにしているので、なかなか止めることが出来なくて・・・と。
こんな所にも親善交流があるのですね。頼もしいです!
いくつか作品を購入して、2階の喫茶でお茶とお菓子(今日は金つば)
を頂きながら、ひと時のお喋りを楽しんで、ついでに魚河岸でお魚を買って帰りました。