私は被曝問題の専門家ではなく、しかも被曝の捉え方は非常に難しいので、できれば触れたくなかったのですが、事故以後、政府はどんどん被曝基準を緩め、その問題点を国民に知らせることもしていません。みずからの「安全です」宣言を後追いするように基準を変えて、「ほら基準はこうです・・」見たいなやり方をしています。その極めつけが4月19日に発表された、「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方」です。その背景には、高い空間放射線量が日常的になってしまった福島市や郡山市など、原発から40キロも50キロも離れた都市で被曝量が尋常ではなくなった・・という問題があります。 . . . 本文を読む