
買いためていた本たちをここ最近読み進めている。恋愛小説推理漫画哲学書もどきガイドブック共依存についてなどなどノンジャンルだけど、簡単に影響を受けて一喜一憂して、うっかりなにかやらかしてしまいそうで危険窮まりない。
知人と同じ名前の登場人物が出て来て読み辛かった小説の、合間に出てくる短歌たちに心揺れる。短歌は余白が多くて、読み手の入る余地がいっぱいあるような気がするから、好きなんだと思う。
中でも気になった歌、3首。
最後まで汚い嘘をつき続け きっとこの人あやまるつもり
謝られ もうよしとする 許さなくたって生きてく人なのだから
先っぽをしゃぶってもらう時にだけ愛されてると実感できた
さしずめ私なら、しゃぶらされてる時にだけ、になるのかなと。
知人と同じ名前の登場人物が出て来て読み辛かった小説の、合間に出てくる短歌たちに心揺れる。短歌は余白が多くて、読み手の入る余地がいっぱいあるような気がするから、好きなんだと思う。
中でも気になった歌、3首。
最後まで汚い嘘をつき続け きっとこの人あやまるつもり
謝られ もうよしとする 許さなくたって生きてく人なのだから
先っぽをしゃぶってもらう時にだけ愛されてると実感できた
さしずめ私なら、しゃぶらされてる時にだけ、になるのかなと。
これに共感するには、それなりに辛い経験をしているという事ですにゃ。また、名古屋に行った時に呑みながら色々話しましょうね。
現代人の短歌というのは直接的ですね。
私の敬愛する六条御息所の、上品に怨念を歌った短歌を紹介しておきます。
袖濡るる ※こひぢとかつは 知りながら
おりたつ田子の みづからぞ憂き
※こひぢ・・恋路と田んぼの泥の掛詞。
涙に袖を濡らし泥沼の感情に苦しむ自らの恋をこんな風景に託して詠う技法、さすがデス。
ステキな歌をどうもありがとう。小説はこんど貸すけど、青臭すぎてきっと好みに合わないと思うわ。
御息所の切なさが歳とともにわかってきた気がします。そういや、最近読んだ中で、「末摘花の外見で六条御息所の中身」と称されている中学生が出て来て、かなりひどいと思ったよ。
Nekomatagiさま
…こんどゆっくり大人トークしましょうか。