ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

『モーツァルト!』

2005-10-09 23:47:20 | みたもの・きいたもの・よんだもの
今日は稽古後パルコに寄った。大屋愉快と成田けいの3人でフレッシュジュースを楽しむ。アボガドミルク。アボガドが濃厚で美味なり。その後LUSHでバスボムを購入。たまには贅沢してこころとからだを癒そうと思う。閉店前なのにてんEさんはが親切にでとても良かった。
今日の昼、稽古の前にはミュージカル『モーツァルト!』を観た。もともとミュージカルが好きでお芝居を始めたきっかけでもあったのだが、今日は久々にいいミュージカルに出会えた。
天才モーツァルトの生涯を描いた作品。「ミュージカルのオールスター戦」とのキャッチコピーが付いている程の豪華キャストである。タイトルロールはダブルキャストで私は中川晃教の方だった。中川さん初め、キャストさんみんなすごく良かった。ダメな人が1人もいなくていい意味で隙がない。
その中でもモーツァルトの子供時代のアマデが特に良かった。一言も台詞はなかったがいつもモーツァルトに影のように付きまとっている。モーツァルトの子供時代の栄光や才能の象徴で、モーツァルトがそれに苦しめられるという構図がうまく表現されていてとても良かった。
カーテンコールでモーツァルトとアマデが手を繋いで出てきていてちょっと嬉しくなってしまった。
1つ気付いたこと。ミュージカルは曲の終わりに拍手を待つ間がある。その間役者は動きを止めていて拍手が落ち着いたら次の曲が入り、芝居が再会する。あおきりでは大きな笑いが起きたとしても、笑いを待つ間がない。その為、次の台詞が聞こえなくなってしまうこともある。でも笑いを待つのはちょっと…ねぇ。

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2 Comments

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もーつあると (まへのんな)
2005-10-11 00:11:58
はじめまして。

MOZART!名古屋にも来てたんだーー。

私も見たんですが、見た感じテーマがすんなりとわかんないというか、頭ではわかっても共感できないミュージカルでしたわ。音楽や出演者は良かったけど。

大人になったモーツアルトは、天才少年だった自分の垂れ流す音楽を売っては金を得ては放蕩を繰り返し、タチの悪い親族を持った駄目な妻には引っかかり、才能のおかげで生きていられるような物なのに「自分の陰から自由になりたい」「ありのままの僕を愛してほしい」ときているんで、思春期の乙女じゃあるまいし、何言ってるんだか、という感じに思えるのですよ。自分の器を越えた才能を御しきれなかったというのはわかるんですが、贅沢な悩みだよなあ・・。

と、サリエリ側の人間の感想でした。

同じ作者のミュージカルなら、「エリザベート」の方が好きです。
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いらっしいませ! (しず)
2005-10-11 20:37:05
こんばんは、まへのんなさん。遊びに来てくれてありがとね。

私は逆にエリザベートに共感できなかったんですよ。良かったという話を良く聞いていたから期待しすぎたのかもしれないし、そのときの自分の状態のせいかもしれないけど全然入ってこなかった。

私ももちろんサリエリ側だけど、共感というより、お馬鹿なモーツァルトが悲しくて。大モーツァルトよりも小モーツァルトにやられた気がする。1幕のラストで小モーツァルトが大モーツァルトの血で曲を書くところとかが印象にすごく残った。命を削って才能\に使われてるところが無性に悲しかった。

好みの問題かな…?エリザベートももう1度観たいわ。

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