週末に由梨と晩酌をするという習慣が出来てから何となく、二人の生活は
穏やかに過ぎていきましした。
しかしながら、車に乗れず電車にも乗れずと言うのは相変わらずで、由梨の
行動範囲は狭いモノでした。
私は、由梨がまだ車に乗れてた頃は、トヨタのエクシブ200ＧＴというちょっと
マニアックな車に乗っていました。
車高が低く、車内空間も狭いため、特に由梨は怖かっただろうなと思います。
その後、車を買い換える際に、由梨が今後の回復次第では乗るかもしれないと
考え、スバルのフォレスターにしました。 さらにサンルーフも巨大なモノを付け
閉塞感を余り与えない様にしましたが、この頃は、由梨にとって車内は恐怖の
対症でしか無く、全く乗ることが出来ませんでした。
すでに、車を動かさなくても車内にいるだけで、パニックに近い不安を感じている
様でした。
その為、しばらくして、由梨が乗る事を前提に車選びをする事は諦め、私の乗りたい
車を買う事にしました。
その際に買ったのが、同じくスバルのインプレッサＷＲＸです。
その新しい車を由梨に見せると、意外な反応をしました。
「おっ、かっこいい～ このでかい羽凄いね～」
「ちょっと、運転してみようかな～」
びっくり発言です。 「えっ、クラッチ重いしＭＴだよ？」と聞くと、ここで、さらにびっくり
発言です。 「ほら、私、倒れる前にRX-7乗ってたからMTはだいじょうぶだよ～」
「えっ！！？」 「セブン乗ってたの？ 知らなかった・・・」
「あれ？ 言わなかったっけ？ 他に趣味無かったし、貯金が結構貯まってたから
RX-7乗ってたって・・ いわゆるFCって方ね」
驚愕の新たな新事実です。 由梨があの高橋涼介と同じ車に乗っていたなんて・・
と言う事で、今まで、車の車内にはいる事すら怯えていた由梨が運転席に乗り込むと
、エンジンを掛け（マフラーを変えていたのでちょっとうるさい）、スムーズに走りだし出しました。
おっ、凄い凄い、と思ったのも束の間、車を止め、「ごめんやっぱり駄目だ」
「急に怖くなってきた」と、その場で運転席を降りてしまいました。
結果は残念な結果でしたが、少なくても、車に少しだけ乗れたのは、大きな進歩
だと思います。
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ごりさんはスバル派ですか。渋いですね。
由梨さんもまぁ、RX-7。。。
本来、クルマ好きなんですね。
この段階でまだ「クルマ恐怖」から
抜け出せていないのが気になりますが。。。
それにぐりさんはエクシブですか・・・
もちろんいじり倒しましたよね？ｗ
それから、フォレスターにインプですか。完全にスバリストですな。
私はこの歳になって、未だに峠にいってます。10数年と86を乗り、今ではインプ（GC8)を借りて乗ってます。普段の自分の車は軽ですがｗ
インプは拍子抜けするぐらい、見た目はノーマル。あぁGT羽だけはついてます。他はあってもたいしてスピードに意味は無いですから。でも、そろそろ引退かなと思ってます。確実に動体視力が落ちているのがわかってきたので。
そうですね、まだ車は恐怖の対象でした
ただ、自分から乗ってみると言いだしたのはおおきな変化だったと思います。
＞らっこさん
エクシブはタイヤとテールパイプ、ブレーキパッド、ブレーキフルードの交換の定期的なエア抜きだけでしたね、それだけで十分楽しめました 筑波2000が通える範囲にあったので、年間で5，6回ほど通ってたかと思います。
スバルに関しては、元々私がスキーが趣味の為、誰に聞いても、スバル社の雪道走破性は凄いとの、購入したのですが、雪道での安定性と
通常の道路でもとにかく安定したトラクションで、それ以来、スバルが一番いいと思うようになりましたね。
この写真のWRXの頃はやはりマフラー交換とブレーキパッド、ブレーキフルード、後は筑波2000での
ストレートエンドでリミッターに引っかかる為、ECUをバイパスしてリミッターカットをつける程度でした。
それだけでも、も、私には車を制御するのが一杯一杯でした
FR乗りから4WDに乗り換えられたなら、おそらく
私以上にトラクションの違いを感じられてるでしょうね
私はFFからWRXに乗り換えたとき、まず、なんて
安全領域の高い車なんだと実感しました。
オーバースピードでコーナーに突入しようが
立ち上がりの踏み込み早過ぎようが、強烈な
アンダーステアを出すだけで、車はコース内に
とどまれる事に驚きました。
「多少無茶をしても何とかなる」
これは、AWDのもっとも有利な部分なんだと思います。
らっこさんの言うとおり限界に気づかないとその無茶が過ぎお仕舞いです。
エクシブ時代から筑波2000ではメインストレート
重視の変則的なコース取りをしていた為、WRX
に乗り換えた際、第一コーナーで
派手にコースアウトをして2回ほどリアを壊してしましました。