由梨は昔から我が家の話を聞くのが好きです。
私の家は、私自身がこういってはなんですが、理解があるというか、笑いの絶えない
家族で、高校卒業後に両親と別居してからも、たまに会う時はやはり、同様の乗りです。
ですので、私が鬱病を発症した時も鬱病というものの理解が難しいと言いつつも、
理解しようと努めてくれました。
その為、家族にして欲しい事は何か?みたいな事もよく話した気がします。
まぁ、答えはほっといてくれるのが一番ってな回答をしていましたが・・・
以前にも書いたかもしれませんが、由梨の家族は、そう言った事は一切無く、悪い言い方を
すれば、いわゆる田舎の学のない両親です。
とても純朴で良い雰囲気を醸し出している反面、心の病など気持ちの問題だ!と両親共に
一笑に付します。
ですので、由梨が障害者認定されている事も納得していませんし、障害年金を貰っている事も
良く理解していません。
最近、由梨が一生懸命フィットネスに通ったりして、出かけるのも、出戻りの娘が平日から
遊び歩いて、恥ずかしいみたいな事を親に言われたみたいです。
鬱病の患者が積極的に出かけようとしているのならばそれをフォローするのが家族
と言うモノでは?と思う私には理解できない言動です。
これは両親だけではなく、兄妹も同様の態度で、特に仲が悪いわけではありませんが
困っている由梨を見ても10何年間、見て見ぬふりです。
こんな状態の家族の為、最近、ちょっと困った話が出始めました。
つづく(笑)
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