40年の収入を上回る借金を抱えた越前大野藩、20年の返済計画で借入先に納得してもらい、それを17年で完済した。これを行ったのは武士ながら回産物商売を行った内山七平右衛門を小説にした大島昌宏「そろばん武士道」。華々しい龍馬や西郷以外にこんな幕末もあったかと目を見張る。
40年の収入を上回る借金を抱えた越前大野藩、20年の返済計画で借入先に納得してもらい、それを17年で完済した。これを行ったのは武士ながら回産物商売を行った内山七平右衛門を小説にした大島昌宏「そろばん武士道」。華々しい龍馬や西郷以外にこんな幕末もあったかと目を見張る。
訪問歯科のスタッフが高齢者宅を訪問したらヘルパーがなにやらオロオロして、事情を聞くと食事介助をしようとして起こしたら反応がないという。歯科医師が確認したら119ということで救急要請。要点はヘルパーに判断を求めるのは無理なので事業所が対応を事前に決めておくことだろう。
事を進めるなかでチームなりプロジェクトを組む際に、感違いの方も加わることがある。その方には意を尽くし、丁寧に何度でも趣旨説明を繰り返す。善意の方ですから、また、それなりにキャリアの方ですから、ご納得いただけるよう務め、感違いと気がついていただくことを期待する。
平成25年度の介護事業経営概況調査結果でも居宅介護支援事業は赤字、利用者1人当たりの単価は19年度の11、580円から14、776円と上がるも、売り上げるためにそれぞれ13、414円から15、236円かけている。居宅介護支援事業は恒常的赤字体質となっている。
健康・医療戦略推進本部から「医療分野の研究開発に関する総合戦略」の案が出された。そのなか「基礎研究から実用化へ」で認知症について2015年までに超早期認知症師団方法の確立が、2020年までには根本治療薬候補の治験を開始すると目標を掲げた。
パッケージでPCにインストールするものでなくネット環境で行なう介護請求ソフト、遅いという。その原因はソフト会社だけでなく、パソコンの演算速度では、通信回線の速度では、エクスプローラーのバージョンでは、一度、調べてみることをお勧めする。
子供に言って聞かせやがて生い立てば学校で教育を受け、社会に出た後に仕事の訓練を受けて、やっと一人前。結果は擁護されて思い切って仕事ができる。介護支援専門員でいうなら指導は各種研修、教育は地域ケア個別会議での事例検討か。教育と擁護は事業所が担うものと考える。
身体につけて24時間血圧や体温を測定するウェラブル端末を各社が開発している。データをとる装置としては大差がない。得られたデータの解析する能力と解釈そしてどう活かすか、ウェラブル端末の背後インフラ整備が事業の鍵だと思う。
認知症に関するG8サミットで研究など方向が合意された。周辺症状の影響は多くの人にも深刻な心の痛みをもたらす。こうした生命自体の問題は政治の壁を突き抜け合意ができる。高齢者介護は21世紀のあり方に示唆を与えるキーワードと思う。