nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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施設で介護職が理事に就任することの意義

2008-03-25 19:32:27 | 経営
介護職が理事になるとどういうことが起こるか
まず、現場に強いメッセージにとなる、この施設では介護職は理事に就任することができるということは内外に強いメッセージを送ることができる。充来では篤志家の親族及び関係者で占められてきた理事に現場で働く介護職が就任している施設というだけ現場を大事にしている施設という評価を得ることだろう。
また、介護職が単に昇進するにとどまらず理事になれることになれば介護職としてはやる気がでて、仕事に意欲的になるだろうし、離職も少なくさらには就業者も獲得しやすくなることが期待できる。
実質的効果としては経営方針が直接、介護現場に浸透することになり、施設のこれからの姿をみんなで共有し同じ方法に向かってケアをおこなうことができるようになる。
同じことだが、施設の経営状態が共有され、問題を経営者だけで抱えることから解放されみんなが同じ問題意識に立ち、共同して解決方法をさぐることになるだろう。
逆に経営の問題が筒抜けになり、介護現場が混乱することも考えられるが、これは理事が不正を隠そうなどと心配することでない限り、いい方向に作用する。
また、現場の人間が理事会に参画することで今までの議事進行の手順が狂い経営が混乱すると考えるかもしれないが、経営をオープンにすることの必要を考慮すれば当然のことと理解できよう。
議事進行に支障をきたすと心配するかもしれないが、いままでの議事進行では議論がなされていいたのかどうか、こうした外部の人間が参画することで本当の議論ができるようになっていくのだと思う。
しかし、最初は介護職からの発言は期待できないかもしれない。いままで経営感覚がない人にいきなり発言を求めるのは酷であろう。しばらくは経営の経験を積んで、その上で介護現場からの発言を期待したものです。

介護職が理事就任は大きな変革であるともに大きな収穫をもたらすことが想像できる。


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