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杖歩行で気がついたこと、道路との接点

2007-10-25 14:16:41 | 雑感
自転車で転倒し、もう打撲を負ってから10日以上、経つ。でも未だに杖歩行。
そこで杖歩行で気がついたこと。
まづ、杖先との接地面との関係。
痛みが伴う杖歩行の場合、杖の接地面との関係が大きい。痛みがあるため歩行に慎重になり、杖の接地に気を使い、そのため常に目線は下、大きな空間を見ることができない。前から何がくるか自転車が来ても相手がよけないとこちらからは急に避けれない。子供が飛び出してきても同じ、急な動作はできない。杖を突く場所が気になるので目線が常に下なり、いままで歩行時に見ていたものが目に入らない、という感覚を味わっている。ある程度の障害で視界が狭まることの理由がわかった。
原因の1つが杖先をどこに置くか1歩1歩ごとに選択を迫られることです。

次に道路面、健常であれば気がつかない、緩やかな傾斜があったり、細かいくぼみが連続したり、コンクリートとアスファルトとタイルと陶器といろんな路面があること、鉄のふたがあったり、勿論段差も。
細かい路面の変化があり痛みを伴う杖歩行では歩行動作が慎重にならざるを得ず、常に気を使う。
こんなに変化に富む路面とは知らなかった。

それでも、うれしいことも、やはりハートビル法の影響だろうか段差解消に気を使っていることが伺われること、階段の手すり設置、手すりがあるのとないのとでは杖歩行に大きな違いが生じる。
さらには駅のエスカレーター、エレベーターをはじめ大型店舗のエレベータなどがなければおそらく外出をためらることになる。それほどに街全体のバリアフリー化が影響していることを実感したこと。

杖歩行で見えたこと、道路面の変化の大きさ
              街全体のデザインの重要さ
                          です。

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