nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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医療情報を活かす介護支援

2009-05-29 10:30:36 | ケアマネジメント
地域包括ケア研究会報告書 ~今後の検討のための論点整理~」の9ページには
(2)地域包括ケアを提供するための前提・○の4番目ケアマネジメントに「脳卒中等により急激に健康状態が悪化し要介護状態になる者については、医療(例えば病院)と介護(ケアマネジャー)の連携が十分ではない場合は切れ目の無いケアが行えないことがある」という指摘がある。
ここで戸惑うのが情報の中身とその情報の読み解き方で、何でも情報をもらえばいいというものではないだろう。極論すれば脳卒中であれば服薬の内容(薬品名と数量、回数)と受診回数、生活指導があるかどうかぐらいだろう。それ以外の情報をケアマネジャーが受け取ったとしても何が出来るわけではない。介護で行う医療的配慮は2次発作を起こさないために講じることと生活不活発病を予防することが支援の主眼となる。2次発作を誘発しないための医療情報とそれを実現する介護支援、あわせて社会参加ができる生活支援を介護という方法で実現するのがケアマネジャーの仕事だろう。この仕事を行うには医療情報を適切に要求する姿勢が求められる。
これはすでに皆さんは行っているとおもうので、これが議論されるというのはいかがなものかと思う。

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