nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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さらにICFが続く

2009-04-03 14:55:30 | ケアマネジメント
4番目として『プラスを専門的技術で引き出す』のだという。そのためには『「潜在的生活機能」を重視して『残存機能だけ』に注目することなく『潜在能力の発見・開発が重要』であり、潜在能力を発見したい、さらには潜在能力を開発していく支援が求められる。
ここで演者は『プラスはマイナスの単なる逆転ではない』と注釈を加え、注意を促している。
一例をあげると昨日深夜NHKハイビジョン放送で「復活した“脳の力”テイラー博士からのメッセージ」というタイトルだったか、脳卒中を患った脳科学者のレポートがあった。番組中脳卒中を患い蘇生した彼女テイラー博士は「脳卒中を患った患者が『生き残った』と思うか『脳卒中の犠牲になった」と思うか」というメッセージを伝えている。
犠牲になったと思うところからは何も生まれないが生き残ったと考えるところからは蘇生が、前進が、進歩が始まる。
昨日のメッセージは興味深いものであったが「プラスはマイナスの単なる逆転ではない」という警句は示唆に富む。
ICFの視点としてよく言われるのがプラス思考で考える、プラス面の評価をというがその視点はマイナス面の逆転としてのみ捉えていないだろうか。
演者がここで強調しているのはまさに潜在能力そのものを見つけ出してほしいという願いに他ならない。


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