ボスの訃報

こんなこと（暗い話）をブログにアップするのは、気が引けました。

昨夜遅くに携帯に留守電が入っていました。

ダンスの練習に行っていたので、気が付きませんでした。

昔の仲間からです。

嫌な予感がしました・・・。

案の定、大変お世話になったボスの訃報でした。

 

 

いろいろな意味で可愛がっていただきました。

家も近かったので、飲み会の帰り路では私がタクシーを拾って、先輩が途中で降ろしてくれます。

もちろん支払いは先輩です。

 

 

話せば大変長い話になりますが、30数年前に誰もが嫌がるプロジェクトが立ち上がりました。

いわゆる、当時で言えば迷惑施設建設です。

場所選定から、周辺住民への説得・・・

大変長い時間を要して話し合いが続けられました。

問題発生から9年の歳月を経て、その施設は完成しました。

私も当時は3年くらい、家族と夕食を共にする機会がほとんどありませんでした。

ボスには、いつも叱咤激励（怒られて）されていました。

でも、頻繁にちょっと行くかぁ～と誘ってくれました。

朝ドラのテレビでは、ちょうど「おしん」を放映していたころです。

 

↑　の写真は完成した時のプロジェクトメンバーです。

真ん中にいる白髪がボスです。

私は右端です。

たまたまですが、当時関わった人たちで集まろうと言う話になり、訃報を聞いた日に手紙で連絡網を回したところでした。

 

 

今日、そのボスに会って来ました。

穏やかな顔をしています。

“ボス、そんなに熟睡しちゃだめですよ。目を覚ましてください。”

“また、ちょっと行くかぁ～　と誘ってくださいよ”

“今度は私がタクシー代を払いますから”

 

最近、多くの訃報が届きます。

そんな年周りになったんですね。

明日は日帰りで長野へ行って来ます。

7時に車が迎えにきます。

来週も忙しい日程が入っています。

 

yuki-G