いつもの森の散歩道を歩く。
いつもの大樹に挨拶を済ませ、帰り道、根っこを観察しながら歩く。
獣道のような散歩道。
たまに根っこを地表にあらわになっている。
この根っこはどこの木のものか、辺りを見回す。
お~あの木か!
あんなところから伸びているのか!
私は根に軽く触れる。
触れることでわかることがある。
木というものは、地上に出ている部分はお互いが重なることはない。
枝分かれしてる木もあるけど、隣の木とぶつかったりはあまりない。
でも、ひとたび地中になると、細い根っこ同士が永久迷路のように互いに絡まってるようだ。
それぐらい地下は自由だということだ。
森の構造、よくできているな~