名言サラダドレッシング

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草に挨拶すると.. 花に挨拶すると..

2016-08-26 16:48:58 | 日記

 

原付での毎日の通勤道。

 

いつもの交差点、三叉路で赤信号が多い。

 

赤信号で止まると、私は道路脇に咲いている花に

 

「おはよー」と声をかける。

 

すると「おはよー」と返事が返ってくる。

 

道路脇の草、雑草にも挨拶をしてみるが、挨拶は返ってこない。

 

 

私は草と意志の疎通をとることのできない、ブサイクな人間です。

 

花は返ってくる。

 

花が咲くとはそういうことなのかもしれない。

 

 

先日の大風、雨で背の高いヒマワリは倒れてしまったものもあったが、

挨拶をしている道路脇の花は倒れていなかった。

 

 

ダンプもよく通る道だ。

 

排気ガスで色がくすんでいる。

 

しかしとても力強く咲いている。

 

 

優しさってなんだろな。

 

その花を見ると、最初からそれを期待していないように感じる。

 

だからタフなのかもしれない。

 

 

私はその花と友達だと言うことはできない。

 

互いに同じ時を生きている存在なのだろう。


雲を見る楽しさと雲を見る恐さ。

2016-08-20 15:48:24 | 日記

 

私は雲を見るのが好き。

 

時間が許すなら、ずっと見ていたい。

 

ずっと見えていると、雲が何かの形に見えることがある。

 

それは犬や鳥、クマや人の顔など様々だが、

その絵が浮かんできてピタっとガッチリ、ハマった時の感動がたまらない。

 

1度、空にそれはそれは大きなテディベア、しかも白くてモコモコ♪したテディベアを発見した時は、

嬉しかった。

 

 

スマホでモンスターを探してる場合などではない!という気がする。

 

空の雲のなかにモンスターは隠れている。

 

それも世界一大きく高いモンスターが!

 

人間の世界では雲や空を見る時間が激減している気がする。

 

 

かくいう私は雲の虜なのかもしれない。

 

バイクで運転していても、天気がいいと、つい視点が上、雲を見てしまう。

 

もちろん、周囲を気をつけてはいる。

 

田舎道や今なら大丈夫だな..と確認してから見るようにはしている。

 

 

しかし、先日、雲に気を取られながらバイクを走らせていると、

白い子猫が飛び出してきた。

 

私はやや急なブレーキをかけて、衝突はしなかった。

猫も途中で止まり、また元の方に戻った。

 

 

心拍数があがるほどの危険ではなかったが、

それはたまたま、タイミングがちょっと違えば、

轢いてしまうことを考えると、

 

私は運転中は道路を見ると固く決心した。

 

今までに雲を見ていて、事故ったり、ヒヤっとしたことはないけど、

やっぱり運転中はしっかり道路を見ようと思った。


友達が株のテンバーガーについて語る。

2016-08-15 16:31:18 | 日記

 

友達と会うと必ず株の話をする奴がいる。

 

お金の話はやっぱりどっかつまらないとも思うが、

株やFXのチャートは生き物のようであり、難解であり、

まるで人生の局面とも思わせるような動きをするから面白いとも思う。

 

株にハマっている友達の口からは、株の専門用語が次から次へと飛び出す。

 

そのなかに、テンバーガー!?というものがあった。

 

もしかしたら、正確ではないかもしれない。

 

 

私は株にそれほど興味はないが、テンバーガーという響きは、

マクドナルドの何とかバーガーを連想させる。

 

10枚挟んであるハンバーガーに豪快にガブりつきたいものだ。

 

株のなかでテンバーガーとは、株価が最初の10倍になる、とてもおいしい状態なのだという。

 

要は、まだ小さな企業だけど、近い将来発展することが濃厚な株を探し出すことが、1つの勝ち方らしい。

 

今はまだ安い株価だけど、10倍になる..

 

今はまだ安いからこそ、10倍の可能性がある。

 

10倍ということは、掛け金も10倍になって返ってくる..

 

正確ではないかもしれないが、そういうことらしい。

 

 

私は子供というのは、まさにテンバーガー確実なのではないか、と変なことを考えた。

 

どんな子供でも、恐ろしいぐらいの伸びしろを持っている。

 

子供とつながりがあった場合、その伸びしろの分、自分にも有益なことがあるのかもしれない。

 

子供を株に例えるなんて、不謹慎でスミマセン。

 

というのも、私は子供が苦手で、親しくはしない。

 

それはとてももったないことなのかもしれない。

 

テンバーガー確実だからだ。

 

 

宮本武蔵が、剣の達人と言われる人の寝込みを襲おうとしたら、

孫の手で倒されるというシーンがある。

 

子供を生む、孫がいる..ということはそれだけでとても強いことなのかもしれない。

 

こちらの動画記事もどうぞ。


警備員のバイト。

2016-08-12 18:20:54 | 日記

 

警備員のバイト。

 

その日は交通整理ではなくて、工事現場の安全管理が任務だった。

 

その日の工事現場は、駐車場の木を切り倒して、スペース確保するというものだった。

 

重機やチェンソーで、大木を倒してる間の周囲の安全管理が私のバイト内容だった。

 

朝現場に到着しても、工事会社の社長がなかなか来ない。

 

社長自らが、重機を操る小さな工務店だった。

 

でも、その社長がなかなかやって来ない。

 

一時間ぐらい経った頃、やっと社長の車がやって来た。

 

 

驚いたのは、社長は一升瓶を片手に車を降りて来たのだった。


嘘!?飲みながら仕事するの?

 

一升瓶片手に重機を操作するなんて、どんだけ豪快!?

 

とビックリした。

 

 

しかし、それは私の勘違い。

 

社長は車を降りるなり、今日倒すべき大木の根元を回り、日本酒をバシャバシャ♪かけるではないか!

 

儀式的なものなんだと思う。

 

木にも命があって、それを言語道断でなぎ倒すことは、相当な辛苦があるのかもしれない。

 

 

その辛苦はとてもとても素面では受け止めきれないほどのものなのかもしれない。

 

同じ仕事をしている人にそのことについて話すと、

工事現場では時おり、事故がやっぱり起きる。

 

安全第一でもやっぱり怪我が起きる。

そういう厄払い的な意味合いもあるのだという。

 

ちなみにその工務店はなぎ倒した木は再利用できるものは再利用して、

残った破片なども持ち帰り、乾かして、冬のストーブ燃料として使っていた。

 

つまり、なぎ倒した後の最期の最期まで、やり尽くすことがせめての償いなのかもしれない。

 

仕事中、木の根元をチェンソーでギリギリ、切り込んでる時、近くを通行人が通った。

 

その通行人は現場を見るなり

 

木が泣いてるよ!!!!!!!!!!!!!!

 

と叫んだではないか。

 

たまたま感情的な人だったのかもしれない。

 

 

木の痛みを感じていたら、仕事にならない。

 

その時、なんで日本酒をかけたのかがわかったような気がした。

 

その叫び以降、現場はシュンっとなってしまったような気がした。

 

遠くを見ると山が連なっていた。

 

たくさん木が生えていた。

 

私は耐え切れず、「木なんてたくさん生えてるんだから大丈夫でしょ」と冗談を飛ばしてしまった。

 

もちろん、ただの冗談だ、弾みで出てしまった。

そういう問題じゃないということも、承知の上。

 

 

それぐらいその叫びは現場の雰囲気を暗いものにしたと感じた。

 

そんなバイトの思い出がある。

 


 

 


湧き水の冷たさ。

2016-08-06 14:15:42 | 日記

 

毎日、湧き水を汲みにいく。

 

毎朝、昨日汲んだ湧き水を飲んでいるからだ。

 

それほど田舎ではない場所だ。

 

湧き水の場所より上に家が建っているのも見える。

 

ずーっと昔から、そこの湧き水はあって、たくさんの人が連日汲みに来ている。

 

役所が数年前に1度検査をしたらしい。

 

問題はなく、飲める水らしい。

 

でも湧き水の利用は「自己責任」でと、看板が立っている。

 

 

私は金がない。

 

浄水器もミネラル水を買う金ももったいない。

 

本当は世界一上等の浄水器が欲しい。

 

でも金がない、から湧き水を飲んでいる。

 

 

人がいないような深森の奥の湧き水ならともかく、

ある程度人も生活している場所に湧き水だ。

 

ここ数年、検査もしていない。

だから不安がある。

 

でもこの水が飲めなくなったら、死んでもいいかな..と思っている。

まさか死にはしないだろう..という思いもあるし半分冗談だ。

 

他にも汲んでいる人はたくさんいるし、大丈夫だろう。

 

今日も汲んできた。

 

冷たい。

 

夏は冷たく、冬は暖かい。

 

ずっと触っているとカジかんでくるぐらいだ。

 

 

私は汲み終えると、いつものように、背中から水をかけた。

 

一瞬ゾクっとする。

 

身体に悪い?

 

でもそれをやるのが好きなんである。

 

 

なかなかゾクっとすることって日常生活ではないではないか。

 

冷たい湧き水を頭から被り、背中を流れた時、ゾクっとする。

 

心臓がヒヤっとする。

 

 

地下から湧き出てきた水の温度を身体に響かせる。

 

あの湧き水がバイクで通える場所にあることに感謝している。

 

鉄や機械や化学調味料まみれの不自然な生活を送る私にとって、自然を感じられる場所だから。

 

 

大切なことは全て自然のなかにある。

 

他に何もいらないほど、発見の連続のはずなのに、本当は、私鈍感、ヒヤッ、ゾクッ。