要介護5からの復活・菰野町周辺の四季

事故で脊髄の3.4.5番損傷。寝たきり状態から歩けるまでに復活。趣味の写真もまた始められるようになりました。

尾籠な話ですが

2020-02-10 09:03:50 | 日記


「尾籠」などとタイトルを付けましたが、
決して下品でも下ネタでもありません。

体が不自由での入院では
必ずついて回ることです。

全介護での食事はナースステーションで
介護士さんがもしくは看護師さんに食べさせてもらいますが、
食べれば当然出るものがあります。

全介護の状態では自分ではどうすることもできません。
尿は尿道カテーテルを付けたままでしたが、
便は紙おむつを使用することになります。

私の場合ひどい便秘になってしまい
処方薬を服用してもまるで効果無し。
少し強烈な液体の便秘薬を使っても
出たり出なかったり。
結局最後の手段は座薬になりました。

5日から1週間溜めこんだ夥しい便が一度に出るのですから
紙おむつからはみ出ることはないものの
背中の方にまで回って大変な状態になります。

世話をするのは主に介護士さんですが、
看護師さんもときには療法士さんも。

患者にとってはしょうがないことなのでしょうが
ものすごく申し訳ない気持ちになったものです。

そんな中でとある介護士さんの言ったことが
とても印象に残っています。
よほど私が落ち込んだ顔をしていたみたいで、
「そんなに気にしなくていいよ。
私はウンコを替えるのは得意なんだから」と
明るく言って手際良く紙おむつを交換。

それが仕事と言ってしまえばそれまでですが、
明るい表情でにこやかに始末をしてくれて
「はい、一丁あがり!」。
いつも以上にさっぱりと良い気持になったものです。

まれにそうでない人もいましたが、
それはそれで仕方がないですね。


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