ブドウは蔓性植物なので春に枝を土に挿せばかなりの確率で発根する。
それも冬のあいだに剪定した蔓を取っておいたモノでいいので実に簡単。
が、そのまま大きくすれば根アブラムシにやられる可能性大なので
殆ど全てのブドウは台木に接ぎ木して畑に植える。
市販されている苗はこの様にして作られた接ぎ木のモノ。
春にまだ芽の出ない枝を接ぎ木してそれを土に挿し木
保温ベッドで発根を促すというのがプロの苗木作り。
しかし、その成功率はかなり低いと言われる。
一方、5月以降に新枝が生長したものに接ぎ木するのが緑枝接ぎ木。
これは失敗してもまた再挑戦出来るので比較的簡単らしい。
というわけで、きょうはその緑枝接ぎ木に挑戦した。
台木は去年挿し木しておいたテレキ5BBというブドウの台木専用種。
根アブラムシ(フィロキセラ)に対して抵抗力がある。
接いだのは今流行のシャインマスカット。
お互い同じような太さの枝を選び、接ぎ穂は根元を鋭利な刃物で斜めに切る。
台木はナイフで少し割り込む。その間に接ぎ穂を挿して乾燥防止の専用テープを巻いて完了。
さて、これが成功するかどうか?
楽しみ。(^^;
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