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12/1(木) 金融不安の後退で幅広く買われる

2011年12月01日 07時57分27秒 | Weblog
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 NY株式市場は、6中銀の協調対応策や経済指標の大幅改善を好感して急騰。

NY市場                      +490.05ドル
ナスダック                    +104.83ドル
CME日経225     8,645.00円   +220.00円
NY原油先物        100.36ドル   (+ 0.57)
NY金先物       1,750.30ドル  (+ 31.40)
半導体株指数      373.32ドル    (+20.70)
バルチック海運指数 1,846.00ドル   (+ 18.00)
CRB指数         313.83ポイント (+ 3.37)
VIX指数           27.80ポイント (- 2.84)
為替 9:00(対ドル円)  77.60円 (ユーロ円) 104.33円
外資系注文状況: 1,210株、 買い 1,620株、 差し 410万株の買い越し

日経                  8,434.61円
 始値   +146.59円    8,581.20円
 高値   +219.27円    8,653.88円  12:53
 安値   +142.48円    8,577.09円   9:01
 終値   +162.77円    8,597.38円   ほぼ塔婆

 欧米株高を好感し買い先行。ドル資金の供給拡大による欧州債務問題に対する警戒感が弱まったうえ、ADP雇用リポートなど強い米国の経済指標や、中国の預金準備率の引き下げで景気減速懸念も後退した。中国は預金準備率を、ブラジルは政策金利を引き下げた。日米欧によるドル資金供給の拡大も金融緩和の一種。実際にどこまで申し合わせているのかは分からないが、素直に受け止めれば、先進国と新興国が足並みをそろえ、一丸となって難局を乗り越えようと協調しているようにみえる。大きく分けて3つの好材料が、ひとつでも欠ければ、これほどの上昇は見込めなかっただろう。ただ、下値に対する警戒感が払拭されたわけではなく、来週のEU首脳会議までは波乱含みの可能性が高い。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、26件で金額は396.10億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 中国関連株が上げ幅を拡大し、日経平均は前場高値を上回ったものの、11月の米ISM製造業景気指数や、スペイン国債入札などを控えて見送りムードも強く、上値が重い。ギリシャ支援が円滑に進まないなどのネガティブサプライズがなければ、25日移動平均線を大きく割り込むようなことはないだろう。短期的には欧州問題も収束しつつある。年内は欧州も波乱はないと思う。景気に対しては懐疑的な見方も根強く、足元で好調が伝わる米クリスマス商戦も、小売店による値下げなどが背景にあり、終わってみれば予想通りという可能性も否定できない。来年1月ごろの最終結果をみてからでなければ判断できない。
 市場では「日米欧中銀によるドル資金供給の協調対応策は好感されたが、欧州系投資家からの売りが継続し上値を抑えている。今回の対応策はタイミングが良かったが、これで欧州ソブリン問題が解決するわけではない。欧州当局からの次の対策待ちになる」・「大型株の上昇が目立ち、リターンリバーサルに便乗してネット関連株から景気敏感株に乗り換える動きがみられる」・「短期的な過熱感が強くなり、利益確定売りや戻り売りが上値を抑えている。9月の月中平均8695円に接近し、国内法人などは売りを出しやすい水準だ」との声が出ている。
 
                  【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『損切りは素早く』~☆。・+゜゜+・。.

 投げの決断ができずに損を大きくすれば、それだけ資産が減る。したがって、投げの決断は素早くやれ、と説いている格言である。