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12/17(木) 亀井金融相発言で上値重く、利確で下げる 

2009年12月17日 08時18分36秒 | Weblog
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 NY株式市場は、経済指標を好感して買い優勢となったものの、FOMCの声明文発表後は売り優勢。

NY市場                    - 10.88ドル
CME日経225   10,295円      +115.05円
NY原油先物        72.66ドル   (+ 1.97)
NY金先物       1136.20ドル  (+ 13.20)
半導体株指数       344.86ドル  (+ 5.89)
バルチック海運指数 3,474ドル    (- 44.00)
CRB指数         278.75ポイント(+ 4.48)
VIX指数           20.54ポイント(- 0.95) 
為替 9:00 (対ドル円)  89.88円  (対ユーロ円) 130.48円
外資系注文状況: 売り2,030株、 買い2,730万株、 差し引き700万株の買い越し

日経                10,177.41円
 始値   + 22.51円  10,199.92円
 高値   + 82.71円  10,260.12円   9:49
 安値     終   値
 終値   - 13.61円  10,163.80円   上髭短陰線

 米国市場は小安かったものの、小幅な円安とCME日経の堅調を受けて値がさハイテク株を中心に買い先行。FOMC(米連邦公開市場委員会)声明文をきっかけに円相場が一時1ドル=90円台を付けた。過度の円高懸念が後退したことで輸出関連株への買い戻しにジリ高歩調となった。日経平均のフシ目になっている10,200円台半ばを維持できれば、上値は10,500円程度まで意識されてくるだろう。1ドル=90円台となれば輸出関連株を売りづらくもなるし、ほかの業種にも派生してくる。また、きょうは一服感が出ている銀行株も安心感は出ている。いまの状況で欧州銀行さえしっかりしてくれば、世界的にバブルの様相になる可能性も出てきた。ただ、問題なのは国内の政策。来年7月の参院選までは右往左往するかもしれない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、25件で金額は337.74億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、売り優勢(小幅)。
 アジア株が軒並み下落するなか、日経平均も上げ幅を縮小した。円安が支えとなる一方、亀井金融相が通常国会でデリバティブ規制法案を提出すると発言したことで様子見気分が強まるとジリ貧商状となり、大引けで下げに転じた。きょうは円相場が1ドル=90円台まで下落したため、終値でフシが集中する10,200円台維持に期待が掛かっていたが、亀井金融相の発言が上値を抑えてしまった。デリバティブ規制は先物をなくすとか大げさな話ではないと思うが、この時期にこういう発言をするのはいい加減にしろという気持ち。何を規制するのか分からないが、投資家を遠ざけるようなことはやめてほしい。
 市場では「市場参加者が減少する中、小口の利益確定売りが上値を抑えている。与党内の不協和音や日米関係のこじれなども懸念され、主要な投資家は様子見姿勢だ。年末特有の個別材料株相場に移行しそうな雰囲気もある」(準大手証券トレーダー)という。
 

◎デリバティブ規制法案、通常国会に提出ありえる=亀井金融担当相
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK036183820091217

◎12月第2週の株式投資主体別売買動向、外国人の買い越し幅が縮小=東証
 東京証券取引所が17日にまとめた12月第2週(12月7日―12月11日)の3市場投資主体別売買内容調査によると、外国人の買い越し幅が縮小した。個人は売り越しを継続。信託銀行は売り越し
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK036212620091217


                    【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『上り坂の悪材料は買い、
                  下り坂の好材料は売り』~☆。・+゜゜+・。.

 相場が上昇トレンドの時は多少の悪材料が出ても、良い押し目になってしまいます。逆に下落トレンドの時は好材料が出て上げても、其処は売りの急所となってしまいます。トレンドと言うのはそういうものです。理屈ではありません。
 この格言はトレンドに逆らう売買の愚かさを戒めると同時に、売買のポイントも的確に指示している良い格言だと思います。


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