早いもんで今年もあとひと月
今年は思い切り自転車乗ることが無かったな… などと早くも一年を振り返る今日この頃。
それでも空いた時間にちょろちょろと乗る様にはしてますよ。ちょろっと。
最近のお気に入りは寄せ集めシングルマウンテン。
名古屋の大将に組んで貰った後輪に手持ち部品を寄せ集める感じで出来た一台。
これで近場を小一時間走るのがささやかな楽しみ。
今日もこれで昼飯を買いに、ちょっと遠回りしながら山間のパン屋さんへ
シングルスピードってことは、軽いギヤに変速出来ないって事で、当然普通の坂が激坂に変身するわけで、そこを登れるか登れないかって位の所でせめぎ合ってる感覚がなんだか新鮮。
その間たかだか15分とか20分程度なんだけど、降りずに登りきったら、峠に登った達成感にも近い感覚が味わえてお得な感じ。
これは同じ登坂でも、普通のマウンテンバイクでほんとの激坂セクションをサドルの先端を尻に突き立てて、浮き上がるハンドルに覆いかぶさってクリアする類のものとはまた別物で、上手く言えないけど、お手軽なのに密度の高い充実感みたいなものがある感じなんだよなー
なに言ってんだわかんないよね、ほんとに。
まぁ何に乗ってようが、上れば上っただけのご褒美もあって
絶景とはいかなくとも、昼休みに眺めるには充分の眺望が広がってて
極上シングルトラックとまではいかないけど、上々の林道を味わう事もできる。
いや、今では林道はほとんど舗装されてしまっているから、登山道よりこんなジープ道の方が貴重ともいえるかな。
で、お目当てのパン屋さんにたどり着くと…
本日定休日でした。
やっちまった。
でも楽しかったからオッケーでしょ。
シングルマウンテンて、なだらかに延々続くトレールを普通の自転車じゃ飽き足らない変態バイカーが日が暮れるまで走りまわる為の乗り物的なイメージがあったけど、そんなのは所詮乗り手の使い方次第、ストイックなマシーンにも、お気楽クルーザーにも成り得る訳で、そんな当たり前の事に最近になってやっと気づいた。
いままでは、なんで急勾配の山道しかない日本でこんなもんが売れるのか(実際売れてるのか知らないけど)疑問だったんだけど、乗り始めて解った気がする。
今日みたいな裏山チョイ乗りでも楽しいんだから。
登山道を担いで登って、下りだけって割り切ってもいいし
少しギヤレシオを上げて街乗り専門でもいいだろう
固定歯にしてスケートパーク攻めるのもアリでしょう
楽しみ方は自由。
自分勝手な固定概念で決めつけちゃいけないね。
反省です。