guitarbuddha's diary

guitarbuddha(ギターブッダ)の日記です。ギターや音楽のことを中心に日々思うことを書きます。

高尾 真久、Cat-rat @ 向ヶ丘遊園 IMU

2006-04-17 03:20:26 | 音楽
昨日はブログを書き上げた後も引き続き
自棄(やけ)ギター
を朝方まで弾いていました。
で、疲れちゃって夕方まで寝てしまいました。(恥)

「ハッ!」って気付いて慌てて起きて、
大急ぎで食事をして身支度をして(笑)、
そしてまたまた
高尾 真久 くん
のライヴを観に行ってきました。

今回の場所は向ヶ丘遊園の IMU(イミュ)というライヴスペースです。
小奇麗で健全で上品な感じのお店だったね。
Rock Factory とはある意味で対照的かも。(笑)
マスターもスタッフもお客さんもみんな穏やかな感じで、
なんとも和(なご)やかな雰囲気が漂っていました。

高尾くんの演奏は、相変わらず曲の良さが光っていたね。
歌は 1st ステージの時はちょっと調子が悪くて、
最後の方では苦しそうにしていたけれど、
2nd ステージの方では、歌も演奏も安定していたよ。
リズムもほとんど問題なかったしね。

ただね、実はピアノの音がイマイチだったんだよね。
今まではそんなこと全然思わなかったんだけど、
今回何故それに気付いたのかというと、
もう1人の出演者だった
Cat-rat (キャットラット) さん
という女性の方のピアノの音色が素晴らしかったからなのです。

この Cat-rat さんという方は、
何と東京藝術大学大学院の作曲専攻を卒業されているとのことで、
キャリア的に見ても一味違うんだけどね。(笑)
でも、同じピアノを使っているのに、
はるかに美しいクリアな音で演奏をしていたので、
かなりビックリしたというわけです。
きっと演奏のタッチそのものが良いんだろうね。

曲は現代音楽的な要素を感じさせるもので、
ときどき
「あれ?これって音ハズレてるんじゃないの?」
って思わせるくらいの強烈なテンションを入れたりしていて、
ちょっと綱渡り的なドキドキ感を味わわされたよ。(笑)
あれはスゴイね。
ジャズで言ったらいわゆるアウトな音なんだけれど、
その音を延々と弾いたまま主旋律を歌でかぶせていったんだよ。
聴いていて超スリリングでした!
しかも、その危うさを保ちつつ上手くハマっていたからね。
ああいう作曲、アレンジの技術はさすがだなと思ったよ。
たぶん普通の人は真似できないだろうね。

ピアノや歌の表現力も大変に素晴らしかったね。
聴いているとこちらも自然と波に乗ってゆられていく感じがして、
だんだんと彼女独特の音楽の世界に惹き込まれて
とても気分良く聴くことができたね。

曲そのものはけっして分かりやすいものではなかったと思うんだよ。
テレビやラジオでかかったりとか、大ヒットするとか、
そういうことは絶対になさそうな曲ばかりなんだけれど、
ああして直接に目の前で演奏を観ていると
す~っと気持ちを持っていかれてしまうような
そんな演奏でした。


昨日は、他の男性客の方とも音楽談議をしたり、
Cat-rat さんともいろいろお話をすることができたりと、
大変に刺激になって得るものが多かったね。

それにしても巷(ちまた)にはいろんな芸術家がいるね。
実に素晴らしいことだよ!(笑)




では、今日はここまで。





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LIVE Schedule
West Village
六本木 Rock Factory
5/9(火)21:00 ~ 23:00 頃
5/21(日)20:30 ~ 22:30 頃

エリック・クラプトンのカヴァーを演ります。
ミュージックチャージは無料です。
場所は
六本木の交差点から外苑東通りを東京タワー方面へ真っ直ぐ歩きます。
途中、ドンキホーテが左手側、ロアビルが右手側にあります。
サンドイッチの SUBWAY のある角を右に曲がって左手すぐです。
インペリアル六本木ビルの地下1Fになります。
(白い階段を下りて右側にあります。)

六本木 Rock Factory のHPはこちら
PC:http://www.rock-factory.net/
携帯:http://mobile.rock-factory.net/


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1 コメント

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いつもありがとうございます (debussy)
2006-04-18 23:45:40
 今回はホント色んな意味で勉強になったライブでしたよ。



 あんまり悔しいから、反論させておくれ。現代音楽的な和声と、ジャズのアウトを一緒にするのは…と思ったりするんですよ、一応作曲する者の端くれとしては(笑)



 あぁ、何いっても無駄ですわ。説得力のある演奏をしなきゃね。

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