肝数値CRP炎症が確認
血液最小限項目検査より、範囲広げての検査及び腹部エコーが追加なる。
口ぱくの頻度が高くてCRP上昇により、臓器の炎症が確認されるのか?画像アプローチ。
血液検査結果

肝機能上昇
ALT軽度、ALPダメージ上昇しているが、AST及びGGTは範囲内。
CRP上昇の原因は何処か?
基準値をすぐ超えた軽い炎症数値だが、経過からこのコは重症化しやすい&細菌性肝炎の再燃を心配される。
画像診断を追加する。

1.胆嚢現状維持
2.肝臓内に巡る胆管の詰まり、炎症の確認
胆管に詰まりがあれば、肝臓内に胆管が白く浮かぶそうだ。
囲み内には確認されず、胆管は異常なし。
肝臓の炎症も認められない。
3.4.5.膵臓 4が見やすく膵臓そのものが炎症すると、真黒に写るそうだ。
また膵臓周りが炎症すると、膵臓の境界線外は白くなるそうだ。
どちらも確認されず。
6.胆嚢の別角度 現状維持
画像では特に目立つ異常はなかった。
CRP上昇で問題が発生してるのは、確かだが現時点では、細菌性肝炎の再燃が疑わしい。
この時点で抗生剤投与を再開するか?
身体への負担も考えると、もう少し経過を見ましょうとなる。
一時的な異常だと願おう。
リン上昇は飼い主の想定内。
食欲が落ちトッピングにて、食べれるものを与えた為だ。
ドライフードがお気に入りなのだが、リンに不安材料がある。
今後の対策として、そのコに合うレシピを作成して貰えて、オーダー出来るドライフードを発注する。
2週間前より珠緒の状態と、栄養素の配合を打ち合わせして、やっとレシピが完成する。
8/20の到着予定だ。
アルブミンと血糖値は、前々回と同様に考える事に。
機械誤差やストレスからも考えられるので、経過を見守る事にした。
Hctから脱水はないようなので、BUNはリンの影響からも考えられる。
肝数値が上昇するには、もちろん薬の副作用もある。
今回の悪化により、てんかんへのアプローチも無理をさせられない。
脳エコー結果

脳底動脈により血流の速さを確認
そこから脳圧が判るそうだ。
基準値0.5〜0.65
あら…許容範囲が狭いのですね
おばぁ珠の平均値は0.68
若干の上回りには2点の要因
・病院イヤイヤ興奮状態によるもの
・飼い主側で数日前より水分制限の影響で、上昇数値が下がるとも可能性がある。
上記から基準値を、若干上回りした数値だが、正常範囲と見られる。
頭蓋内圧亢進症の心配もないようだ。
脳圧が上がると、個体差があるが状況により、意識レベルや身体機能にも影響が出るとされる。
身体機能とは例をとると、反応が鈍くなる麻痺等。
通常は0.7もしくは0.75を超えると、降圧剤を使用して、脳圧を下げるそうだ。
パピヨン17歳さんや、サーティーわんこさんからも聞くイソバイドが降圧剤になる。
イソバイドリンクには、脳圧とはを始め説明がある。
利尿剤のようなものだ。
飼い主側で…
水分制限を更にしての3日目で、0.68の数値の可能性もある。
制限がなければ、オーバーしていた見方も出来る。
飼い主で水分制限を更にきつくしたのは、珠緒が頭部への違和感を、よく出すようになったからだ。
もしかしたら脳圧上昇により、頭痛があるのではないか?利尿剤の代わりに摂取水分を制限した。
利尿剤を使用する事は、珠緒ちゃんは腎臓も悪いので負担がきつくなる。
肺水腫の時も同じだが、利尿剤、イソバイド等の使用はなく、ギリギリのラインまで水分制限でやる事になる。
350mlをまず300へ、250へと時間をかけて落としてゆく。
脱水状態はないが…BUNが高め傾向は、水分の影響もきっとあるだろう。
どちらかと言えば、薬の副作用の影響を受けてそうだと感じる。
現在の脳圧は正常範囲だが、水分に日々注意しながら過ごす事は、心臓にも脳にも優しい。しかし、腎臓がどのラインまで頑張れるのか、経過を見守る事になる。
エコーでの頭頂部確認は、隙間がなくてやはり確認出来なかったようだ。
残念だが、現時点では水頭症かどうかは、不明である。
神経学的身体検査では、眼球反応は失明している為に評価は出来ないが、他は問題はないようだ。
人の場合では、認知症と間違えられる可能性がある特発性てんかんがあると見た。
・一点を凝視して口をもぐもぐしていた
・急に表情がうつろになることがたびたびあった
・しばらくじっとしていたと思ったら、その後無表情でうろうろしていた
・このような時以外は、全く正常である
上記は側頭葉部てんかんの特徴だそうな。
※鹿児島認知症、脳神経外科医のブログより抜粋
ここで分かるのは、いわゆる徘徊のような行動も、てんかん種の発作にあたる場合があるとなる。
犬の認知症的行動も…もしかしたら、実はてんかんだったとも考えられるね。
高齢犬にありがちな認知症は、徘徊なんて見たらきっと老化だよ、の思い込みが多いかも知れない。
判断は難しいが、実際におばぁ珠も時に徘徊か?意識障害か?と思わせる行動がある。
そんな時は発作の症状が強く出ていたりするし、薬の副作用でもある。
お座り等のコマンドが出来る事、トイレ場所が出来る事で大丈夫のようだと、時には確認している。
気候の特に台風の影響を受けると見られる、おばぁ珠を主治医も危惧される。
肝機能が上昇している為に、ゾニザミドの増量は見送ることになる。
また安眠剤は肝機能に、影響を与えやすいので見送る。
かわりにレベチラセタムを使用する事に。
抗てんかん薬の中でも、速効性があり減薬を気にせずに、すぐに中断出来るものらしい。
変わりに副作用は強く、血液臨床ではGGTの上昇が見られる。
腎臓が悪いものには、慎重投与ともなっている。
おばぁ珠の状態が緊急時のみ与えて、短期限定で使用するとなる。
台風により痙攣が厳しいとなれば、与えて台風が過ぎるのを待って、薬を中断するとなる。
帰宅をしてゆっくりと結果を見ていると。
白血球関連が基準値内で、経過より数値が大きくなっている。
細菌性肝炎の再燃の可能性が高そうだ…
この数日のおねしょぶり、寝過ぎる様子、何処でも寝ようとするには、身体の怠さが伝わる。
わんぽではへなちょこりんが増えて、排便ペースの狂い、食欲の低下がこの頃に見られる。
おばぁ珠ちゃんだからね、体調の維持も大変かもね。
脳圧に関してはあの数値で良かったと思う反面…余計な水分制限をして、現状が不透明にしたかもと思う気持ちもある。
水分制限をする事は悪くない。
病状が脳圧に影響し始めたのか?の正確さを、不透明にしてしまったかもと思うだけだ。
またの機会に…定期的に脳圧測定をする事になる。
良し悪し結果だが、きっと踏ん張るであろう、踏ん張れるように…えいえいおーだよ。
検査結果が大変遅くなりましたm(__)m
今朝5:30 23度

合言葉たくさんで行ってきたよ

おばぁ珠の背丈を越えた雑草ちゃん

芝生もぼうぼう

1回目良好



これから日中も暑くなるなんてね

朝の気持ち良さからは想像できないね

今日も良い風さん


今日もスマイルちゃんスタートだよ
気圧の谷の影響で、寝入りの部分発作が大きいが許容範囲だ。
口ぱくがなければ許容範囲も広がる。
現在28度…このままの気温だと良いなー
夕方か夜かな、楽しみにおばぁ珠は寝んねこりん。
夜に続く予定

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