キョッピーの時事講座

・・・何かまた講座始まった

このブログの名物でもあるな



さて、始まりました「時事講座」

私が分かったかのように時事問題を語る

そのまんまです

まあちょっとした授業みたいなものです

分かりやすく知りたいなら池○彰さんをどうぞ



ご存じの通り、何か海の向こうの半島で大変なことになってます

大韓民国と、朝鮮民主主義人民共和国

北緯38度線を境界に二国が対立中

韓国の情報によると（ここ重要）

北朝鮮が砲撃

韓国が応戦

・・・らしい

今日になって、北朝鮮も砲撃を認めたみたいだね

詳しいことはニュースを見ろ！！




まず、こうなった最大の原因と思われる

朝鮮戦争について復習

・・・復習でしょ？そうでしょ？



終戦後、アメリカとソ連が朝鮮半島を北緯38度線を境界に分割統治

北はソ連、南はアメリカ

その後、冷戦状態の激化によって朝鮮半島でも対立

1948年、それぞれ大国の支援を受けて

南に大韓民国、北に朝鮮民主主義人民共和国が建国

これで朝鮮半島での対立は決定的に


そう、今の朝鮮半島問題の根底には

米ソ冷戦があるわけなんです

「知ってるよ」とか言われそうですが我慢してネ



1950年6月25日、

北緯38度線で北朝鮮が砲撃開始

これは紛れもないことらしい

ロシアも公式に肯定してるし

でも中国ではアメリカのせいにされてるらしい

真実って一体・・・



宣戦布告も無かった上

韓国は厳戒態勢を解除していたので

ボッコボコにやられました

ついには首都ソウルを放棄


しかーし、ここでアメリカ登場

国連軍も出動

総司令官はあのマッカーサー

ソウルも奪還。


ここで止めとけばいいものを

暴走したマッカーサーは大統領などの命令を無視し

「中国をぶっ潰す」と言って38度線を越える

平壌まで制圧

それでも侵攻をやめない


これが中国の逆鱗に触れたのか

中国が兵を派遣

韓国側の軍を押し返し、平壌を奪還

さらに38度線を越え

ソウルを再奪還

しかし国連軍が体制を整えると

再び韓国側がソウルを奪還

ソウルも大変だね

その後、38度線で膠着状態に


それでも暴走をやめないマッカーサーは

放射性物質（原子爆弾？）を使おうとする

流石に危機感を覚えたトルーマン大統領によってクビにされちゃいました



1953年7月27日、

板門店で休戦条約が結ばれ、やっと停戦


何か色々あった中で

北にはソ連や中国といった社会主義国家

南にはアメリカなどの資本主義国家がついたことで

結局対立の形ができてしまいました



その後、両国は民間の交流を断絶したまま

今に至るわけです




ここで、今回の事件

延坪島が砲撃されたって話ですね

ニュースでも取り上げられていましたが

大きな原因の一つに境界線の問題があるわけなんです


具体的に言うと、1953年の休戦条約で

北緯38度線を境界としたわけですが

朝鮮半島の西側の海上での境界線が両国で主張が分かれていて

韓国側は本来の境界線

北朝鮮はそれよりも南寄りの境界線を主張

延坪島はその間のグレーゾーンにあるんですね

で、そこで韓国軍が演習をしているのを気に入らなく思った北朝鮮が

砲撃したというわけです



もともとは冷戦の影響で対立していたのであって

同じ民族なんだから国境なんていらないと思うんだけど

どうなのかな

まったくもうちょっと平和的になれないのかね




以上、平和主義のキョッピーでした