THE SKI

SKIモーグルが好きです。夏のWJと冬は若杉高原おおやスキー場で滑ります。スキーは休業中です。NFL、競馬、読書、菜園。

私とスキーの付き合い方6

2017年03月16日 | スキー
かなり調子にのっています。

本当にいいシーズンなんで、馬鹿みたいに調子にのって

また書いちゃいます。申訳ありません。でも止まらない・・・m(__)m

 カービング・・・長いことカービングという滑りを勘違いしていました。

実は7,8年前F-STYLEのTさんなどにカービングのことを

教わったのですが、あまり頭の中に入ってこず、

今までもこれからも間違った感覚で滑っているかもしれません。

ただ今年また新たな発見があったので、申し訳ありませんが

記憶にとどめておく意味でも、ここで書かせてください。

 私にとってカービングとは今や魔法の言葉のような気がします。

何か上手な人になったような響きのある言葉・・・

しかしこの滑りを最初に教えてもらったときは、スライドからの

外向を重視した滑りを根限り教えてもらっていた頃なので、これが

コブの中では最強だと思っていました。

なので、カービングのレッスンが済んだ後、

ミーテイングがあったのですが、そこでスキーで

雪面をとらえる瞬間をイメージしてください。どういう格好

になりますか?という問いがあって、私たち普通のコブを滑る人間は

外向をイメージしましたが、一人だけ内倒まではいかないのですが

逆の格好をされた方がいました。

その瞬間が雪面をとらえるイメージだとその人は言いました。

答えはどちらも正しいのですが、ことカービングをイメージするのは

この内倒のような雪面のとらえ方をイメージしますとTさんは

答えられました・・・これは衝撃でした。

その方は基礎からレーシングなんかもされている方で、雪面をとらえるのに

トップからエッジングを意識してとらえられているようでした。

これがカービングのイメージか・・・と思いました。



 それから8年か・・・それまで私は何をしていたのか?

コブをいかに早く滑ることばかり考えていたような気がします。

当時からレッスンでの先生は「ゆっくりが難しい」それを連呼されては

いたのですが・・・

今年はゆっくり滑ることで色んなことが見えてきました。

おおやでは実は3号の夏のサマーゲレンデのサマーウエーブになっている

コブがあるのですが、このコブ、だいたいまっすぐ滑ってダンダン滑りに

なっていた私ですが、なんと、ゆっくり滑ると意外に難しい。

あのコブ、ゆっくり滑るのが難しい。それが分かったのです。

あのコブは本当に勉強になるコブ、実は練習には最適なコブなんですね。

分からなかった・・・バンクで滑ると本当に見えてくるものがある。

いいコブだったんですね、3号さん・・・

 話をもとに戻して、カービングのイメージですが、ここ8年までは

勘違いをしていた。カービングによくある勘違いだと思うのですが・・・

コブの中でのバンクターンのターン後半を意識しすぎて

ターンの後半遠心力を使って、クルクル回るのがカービングだと

勘違いしていました。この滑りをされている人は時々おおやで見かけます。

あれはカービングターンではなく、遠心力を利用してターン後半ずれていない

スキーで、ターン後半の遠心力を利用しているので、腰から上が内倒して、

スキーが体から外れています。

ずっとこれがカービングだ、ズレないスキーだと勘違いしていました。

コブのバンクターンがあるから分かりにくいですね。

バンクターンはどうしても、ターン後半を意識しやすい。

それでこの内倒の滑りでもなぜか、伸身抜重であれば滑れていって

しまうからたちが悪い。気が付かないのですね。

一人で滑っていれば、あーこれ以上にならないなあ。と気が付けば

レッスンに入って矯正されるのですが・・・一人で滑っていると

それなりに滑れてしまうから気が付かない。

私がまさしくそれでした・・・8年か・・・なんとまあ途方もない

無駄な時間でした・・・

 それで今年気が付いたのは屈伸抜重でのバンクターン。

今までとすべて逆の滑りで、屈伸抜重で踏み込んでターン

このターン、切り替えの瞬間がカービングなんです。特にコブでは

一瞬・・・そしてターン後半は外向。

つまり、ターン前半しっかり板を踏み込んで、後半は

外向でズレていい(^^♪逆だったんですね。カービングって・・・

なのでコブの中では本当に分かりにくい。



見た目、うわべを重視してしまうから、どうしても一人で滑ると

固定された変な癖が付きやすいです。

私も今年気が付かされたのは、ゆっくり滑っていて気が付いたのですが

レッスンでも指摘されました。左ターンが下手。

右足が板に乗りにくい。まあ私自身左足が利き足であるので、

どうしてもそういったことはあるのかなと思います。

だけど、その弱点もゆっくり滑っていて気が付きました。

そして先週のレッスンまで矯正しようと考えずっと練習していました。

その練習方法も、「ゆっくり滑る」が矯正のカギでした。

でもまだ完ぺきではないです。自己診断で滑るのはやはり

「ゆっくり滑る」が気が付きやすいです。そして治しやすい。

いやー今年は「ゆっくり」に非常に気が付かされたシーズンでした。




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