グレゴリーペックのある日あの時

還暦を過ぎた極真空手家の人生のつぶやき

成瀬巳喜男

2015年01月05日 | 日記
成瀬巳喜男(なるせみきお)監督

高峰秀子は「浮雲」「放浪記」「乱れる」などじつに17本という成瀬作品最多出演女優である。
特に「浮雲」は、高峰秀子生涯の最高傑作となり、また映画史上、白眉と言われる名作である。

2005年 成瀬巳喜男監督生誕100年
高峰秀子は斎藤明美に監督との思い出をこう述べている。

「成瀬さんと私の間には、誰も立ち入ることができない、成瀬さんと私にしかわからない……変な意味じゃなくてね。だから、成瀬さんが死んだ時、私という女優も終わったと思った。それはもう、映画界にも一切、きれいさっぱり未練がなくなった…………殉死だね」

斎藤明美
「成瀬さんへの最大の賛辞だね」


私も「浮雲」をDVDで観ました。
素晴らしい作品です。
高峰秀子は「浮雲」は結婚する前の最後の映画で、これを最後に引退しようと思った。だから、全力を注いだと言っています。

ちなみに高峰秀子が成瀬巳喜男監督の次によく出た監督は、木下恵介監督の12本です。

今日のラッシー



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