足が浮腫む、といって心臓血管外科に紹介されてくる患者さんは少なくありません。外来で下肢静脈エコーを一緒にオーダーされるケースが多いですが、この場合の多くは、深部静脈血栓症を疑われ紹介されます。エコーで大腿静脈などに血栓を認めると確定診断となります。その他、ほうかしき炎という感染も下肢浮腫の原因となり、エコーでリンパ管の浮腫やリンパ節のシュダイを認めることが多いです。いずれも片方の足だけがむくみ、発赤や疼痛と伴うことが多いのが特徴です。治療法がそれぞれ違うのでエコーでの確定診断が必要です。
それ以外の浮腫は両側に同様にくることが多く、これは腎不全や心不全、長時間座っていることによるものなどがあります。両下肢同様の場合は、全身の検査が必要になります。
新型コロナウィルスに対する外出自粛に応じて深部静脈血栓症が増えているという報告もあり、足の浮腫には注意が必要です。
それ以外の浮腫は両側に同様にくることが多く、これは腎不全や心不全、長時間座っていることによるものなどがあります。両下肢同様の場合は、全身の検査が必要になります。
新型コロナウィルスに対する外出自粛に応じて深部静脈血栓症が増えているという報告もあり、足の浮腫には注意が必要です。