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アルツハイマー病の前兆を血液で検査

2014-11-19 | 参考資料
 国立長寿医療研究センターと島津製作所の田中耕一シニアフェローらのチームが、「認知症の症状が出る前に血液でアルツハイマー病の前兆を捉える検査法を開発した」と、日本学士院発行の専門誌に発表した(11月11日付)。
 アルツハイマー病は脳内にアミロイドβタンパク質(Aβ)が沈着し、やがて神経細胞が死滅することで発症するとのアミロイド仮説(アミロイド・カスケード仮説)が有力となっている。アミロイドベータの沈着・蓄積で発症するには長期間(15~20年)かかると言われ、早期発見と予防法の確立が課題である。
 検査法は、田中氏らが開発した質量分析装置を使い、従来は検出できなかったアミロイドベータに関連する微量のタンパク質を検出した。このタンパク質と、別のアミロイドベータ関連タンパク質との比率から、アミロイドベータが蓄積しているかどうかを高精度で判定することができる。これまでアミロイドベータの蓄積を調べるには高額な費用がかかるPET(ポジトロン断層法、陽電子検出を利用したコンピューター断層撮影技術)や、脊髄に針を刺して採取した髄液を分析するしかなかった。田中氏は「分析に必要な血液は0.5cc程度。将来的には健康診断の選択項目にしていきたい」と言う。

 空き地では枯れた雑草のなかにアメリカセンダングサが咲いている。”ひっつき虫”と言われる実が付いているのもある。”ひっつき虫”とは、果実の表面に鉤毛などを持ち、動物の毛や人の衣類などひっつく種子である。この様にひっついて種を散布する形式を「動物散布」と言う。これに良く似た花・実を付ける「コセンダングサ」があり、両者の違いは頭花の総苞片有無と実の鉤毛の数である。アメリカセンダングサは、頭花に総苞片があり、鉤毛のある実の幅が広く、2本の鉤がある。
 名(アメリカセンダングサ:亜米利加栴檀草)の由来は、葉の形が栴檀に似ており、原産地がアメリカだからとの事。
 アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)
 別名:背高田五加木(せいたかうこぎ)
 キク科センダングサ属
 一年草
 原産地は北アメリカ、帰化植物(大正時代に確認)
 花の時期は9月~10月
 花は黄色の頭花、花を囲んで6~12個の頭花の径より長い総苞片がつく
 頭花は筒状花だが、小さな舌状花が見えることがある
 果実(痩果)は扁平で、先端に逆棘がある2本の棘(冠毛)がある・・これでひっつく



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