今日は所用があって卸町(若林区卸町)まで出かけた。良い天気で青空が広がる、まだまだ暑い暑い。
卸町は現在は繁華街となっている国分町の問屋などが移転して造られた街である。長い並木道を通って行く。並木道には”花園衝羽根空木(はなぞのつくばねうつぎ)”の花が咲いている。木陰の下を花からのちょっとした香りを楽しんで散歩。
◆仙台市卸売団地(通称:卸商団地)
昭和45年に完成した東北初の中小卸売業団地
総面積は556,815m2(約17万坪)、市街地などから中小191の卸売業者が移転した
この地区は、広大な水田であった。南西から東方向の水路が名残。
ハナゾノツクバネウツギ
(花園衝羽根空木)
別名:花衝羽根空木(はなつくばねうつぎ)
アベリア
学名:Abelia grandiflora
(アベリア・グランディフロラ)
スイカズラ科ツクバネウツギ属
幾つかのアベリア属の交配から作られた園芸種
常緑性の低木(寒冷地では落葉)
丈は0.5m~2m
開花時期は6月~11月と長い間咲く
花はロート状の小花が沢山咲く、花径は2cm
花色は白色、ピンクもある
別名をアベリアと言うが、アベリアは本来スイカズラ科ツクバネウツギ属の植物の総称である。この園芸種が多用されて、学名も和名も長いので、属の”アベリア”を使うのが好まれた。