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「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

『今治タオル』中国でのビジネスチャンスを見る

2010-12-10 07:49:20 | 知財経営事例
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『今治タオル』中国でのビジネスチャンスを見る

おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

四国タオル工業組合(今治市、平尾浩一郎理事長)がブランド化を進めている「今治タオル」についての商標出願が中国特許庁によって拒絶されました。

中国上海の企業が同組合よりも先に中国商標局へ登録出願していたためで、組合と今治市は共同で同局に異議を申し立てる予定。

出願日の違いは、たった1カ月。

同組合の出願商標と上海起業の商標とは、縦横の違いがありますが、非常によく似ています。

異議申立が認められなければ、上海企業の商標が登録され同組合は商標を使えなくなってしまいます。

→ 商標の画像はこちらです

模倣だとかパクリだとか言われますが、文句を言っていても始まりません。

最大の防御は自ら『出願』すること。

→ 知財マネジメント【新井モデル】はこちらです

手をこまねいていると取り返しのつかないことになります。

中国で商品を製造もしくは販売しようとするのであれば、直ぐに行動に移しましょう。


一方、この事例をじっくり観察してみましょう。

私も、上海企業の出願は『パクリ』だと思います。

パクリ出願されるということは、そこにビジネスチャンスが存在する、日本のブランドに集客効果がある、ということを示していると思いませんか?

皆さんのブランドも、中国で花咲かせてみようではありませんか。

速やかに弁理士に相談されることを強くお勧めします。

今日もお読みいただき有難うございます。

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