本格的な雨の季節の到来で先週は土日とも雨ということでしたので釣りはお休みとしました。
そして、このところ出張が多く今回は会津若松出張です。
やっぱり、ついでにタナゴ釣りに挑戦しない訳にはいかないので初めての場所でトライします。
狙いは猪苗代湖周辺です。
猪苗代湖そのものは酸性が強く、湖水に生息する魚類としてはウグイ・フナなどのようですが一説にはスモールマウスバスがもっとも多いのでは?との噂もあります。
酸性が強いとそこに生息できるプランクトンが極めて少ないため、それらを餌とする魚類も少ないという構図が成り立ちます。
しかし、福島県環境センターの調査によると平成8年頃はpH5ぐらいだったものが平成18年には猪苗代湖の湖水の全層年平均がpH6.5になっており、平成25年度の調査では平均pH7近くまでになっているようです。
昔、理科の授業で習ったと思いますがpHとは水素イオン濃度を示します。pHは0から14まであり7が中性で7より数字が小さくなれば酸性が強くなり、大きくなればアルカリ性が強くなります。金属類は酸に溶解するので酸性の川では溶解した鉄分が川底などに付着して酸化されることよって赤っぽい川になることがありますね。
猪苗代湖で近年、急激にpHが高くなった理由は流入河川の水で希釈され中性化されたと言われていますが、最大の流河川である長瀬川(総流入量の約40%)のpHは5付近のままなので一概にこれだけの理由では説明がつかないのではないでしょうか。
中和するには相当量のアルカリ性の水か弱アルカリ性物質(炭酸などが考えられると思います。)が必要なのですが。。。
実際のpHが7前後ならほぼ中性といえるので日本最大の酸性湖というイメージではなくなってきているのでしょう。しかし本湖はポイントが絞りずらいので今回は猪苗代湖流入河川の周辺を探ることにしました。
まず、やって来たのはこんな場所です。

いわゆる猪苗代湖のにぎやかな地域の対岸にあたるのどかな田園地帯。
しかし魚影が全くありません。
周辺を探してみるものの。。。
しょうがないので移動します。
猪苗代湖本湖にやって来ました。

ウキ釣りをしている人がいたのですかさずインタビューしてみると狙っているのはブラックバスとのことです。
桟橋周辺をチェックすると小さなベイト(何かの稚魚)がいるくらいでこれといった魚影は見つかりませんでした。
周辺の流れ込み、用水路を探ります。
猪苗代湖の流入河川は大部分が酸性の川のようです。川底が赤色に変色している川が多くて、なかなか中性の川が見つかりません。
半周ぐらい移動して酸性でない流れ込みを発見しました。

ここは非常にきれいです。
上流側に合流部があり、水が巻いていて深くなっているスポットを発見。

そっとのぞき込むと魚影が底の方に見えます。
アカムシ餌で振り込むとすかさずアタリがあります。
軽く合わせると上がってくるのはこの方々


大小のアブラハヤが次々に掛かります。
他の魚種を確認するために少し粘ってみますがアブラハヤだけです。。。
途中に大きな日本ナマズが泳いでいるの見かけたのですが釣れるのは。。。
見切りを付けてまた移動します。
長瀬川を越えて少し走ると綺麗な流れの小川が視界に飛び込んで来ました。

この小川にはハグロトンボが沢山飛んでいます。

猪苗代湖周辺ではアカネトンボやシオカラトンボなどもそんなには飛んでいないように思えます。要するにトンボそのものがあまりいない印象ですね。霞水系とは雲泥の差です。
この小川で竿を出してみます。
魚影はそこそこあるのですが近づくとすぐに散ってしまいます。
そっと近づいて上手から流すとウキにアタリがあり、上がって来たのはこの方

やはりアブラハヤです。
その後もアブラハヤばかりが釣れてきます。
時計を見ると16:30を回っていますので終了です。
こちら側から磐梯山はだいぶ大きく見えます。
結局、猪苗代湖周辺でのタナゴ調査は惨敗と終わりました。。。
印象として霞水系でいうところの田んぼのホソというものがほとんどありません。田んぼの水路は幅30cm深さ20cm程度のものがほとんどです。
また、水田に引き込んでいる水は意外と酸性の水が多いようです。これは酸性でない川への水田からの排水の出口のところが赤く変色している場所があちこちで見れました。
猪苗代湖への流入河川は酸性の川が多くあり全般的に生物相がプアーな印象です。この状況で猪苗代湖のpHがどんどん中性に近くなっているのは不思議です。
この後ホテルにチェックインして、近くのラーメン屋をネットで物色していると美味しそうなお店があったので行って見ました。
「麺や大一」さん

注文したのは「地鶏醤油チャーシューメン(780円)」

うわさ通りの透き通ったスープ、あまり鶏の出しの香りはしませんが非常にやさしい味に仕上がっています。麺は喜多方ラーメンのようなヒラ麺の縮れ麺でつるっとして美味しいです。角切りのメンマは見た目と違って非常に柔らかく仕上げてあります。厚切りのチャーシューはジューシーで柔らかく一瞬ホアグラを彷彿させる絶品でした。
ご馳走さまでした。。。
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そして、このところ出張が多く今回は会津若松出張です。
やっぱり、ついでにタナゴ釣りに挑戦しない訳にはいかないので初めての場所でトライします。
狙いは猪苗代湖周辺です。
猪苗代湖そのものは酸性が強く、湖水に生息する魚類としてはウグイ・フナなどのようですが一説にはスモールマウスバスがもっとも多いのでは?との噂もあります。
酸性が強いとそこに生息できるプランクトンが極めて少ないため、それらを餌とする魚類も少ないという構図が成り立ちます。
しかし、福島県環境センターの調査によると平成8年頃はpH5ぐらいだったものが平成18年には猪苗代湖の湖水の全層年平均がpH6.5になっており、平成25年度の調査では平均pH7近くまでになっているようです。
昔、理科の授業で習ったと思いますがpHとは水素イオン濃度を示します。pHは0から14まであり7が中性で7より数字が小さくなれば酸性が強くなり、大きくなればアルカリ性が強くなります。金属類は酸に溶解するので酸性の川では溶解した鉄分が川底などに付着して酸化されることよって赤っぽい川になることがありますね。
猪苗代湖で近年、急激にpHが高くなった理由は流入河川の水で希釈され中性化されたと言われていますが、最大の流河川である長瀬川(総流入量の約40%)のpHは5付近のままなので一概にこれだけの理由では説明がつかないのではないでしょうか。
中和するには相当量のアルカリ性の水か弱アルカリ性物質(炭酸などが考えられると思います。)が必要なのですが。。。
実際のpHが7前後ならほぼ中性といえるので日本最大の酸性湖というイメージではなくなってきているのでしょう。しかし本湖はポイントが絞りずらいので今回は猪苗代湖流入河川の周辺を探ることにしました。
まず、やって来たのはこんな場所です。

いわゆる猪苗代湖のにぎやかな地域の対岸にあたるのどかな田園地帯。
しかし魚影が全くありません。
周辺を探してみるものの。。。
しょうがないので移動します。
猪苗代湖本湖にやって来ました。

ウキ釣りをしている人がいたのですかさずインタビューしてみると狙っているのはブラックバスとのことです。
桟橋周辺をチェックすると小さなベイト(何かの稚魚)がいるくらいでこれといった魚影は見つかりませんでした。
周辺の流れ込み、用水路を探ります。
猪苗代湖の流入河川は大部分が酸性の川のようです。川底が赤色に変色している川が多くて、なかなか中性の川が見つかりません。
半周ぐらい移動して酸性でない流れ込みを発見しました。

ここは非常にきれいです。
上流側に合流部があり、水が巻いていて深くなっているスポットを発見。

そっとのぞき込むと魚影が底の方に見えます。
アカムシ餌で振り込むとすかさずアタリがあります。
軽く合わせると上がってくるのはこの方々


大小のアブラハヤが次々に掛かります。
他の魚種を確認するために少し粘ってみますがアブラハヤだけです。。。
途中に大きな日本ナマズが泳いでいるの見かけたのですが釣れるのは。。。
見切りを付けてまた移動します。
長瀬川を越えて少し走ると綺麗な流れの小川が視界に飛び込んで来ました。

この小川にはハグロトンボが沢山飛んでいます。

猪苗代湖周辺ではアカネトンボやシオカラトンボなどもそんなには飛んでいないように思えます。要するにトンボそのものがあまりいない印象ですね。霞水系とは雲泥の差です。
この小川で竿を出してみます。
魚影はそこそこあるのですが近づくとすぐに散ってしまいます。
そっと近づいて上手から流すとウキにアタリがあり、上がって来たのはこの方

やはりアブラハヤです。
その後もアブラハヤばかりが釣れてきます。
時計を見ると16:30を回っていますので終了です。
こちら側から磐梯山はだいぶ大きく見えます。

結局、猪苗代湖周辺でのタナゴ調査は惨敗と終わりました。。。
印象として霞水系でいうところの田んぼのホソというものがほとんどありません。田んぼの水路は幅30cm深さ20cm程度のものがほとんどです。
また、水田に引き込んでいる水は意外と酸性の水が多いようです。これは酸性でない川への水田からの排水の出口のところが赤く変色している場所があちこちで見れました。
猪苗代湖への流入河川は酸性の川が多くあり全般的に生物相がプアーな印象です。この状況で猪苗代湖のpHがどんどん中性に近くなっているのは不思議です。
この後ホテルにチェックインして、近くのラーメン屋をネットで物色していると美味しそうなお店があったので行って見ました。
「麺や大一」さん

注文したのは「地鶏醤油チャーシューメン(780円)」

うわさ通りの透き通ったスープ、あまり鶏の出しの香りはしませんが非常にやさしい味に仕上がっています。麺は喜多方ラーメンのようなヒラ麺の縮れ麺でつるっとして美味しいです。角切りのメンマは見た目と違って非常に柔らかく仕上げてあります。厚切りのチャーシューはジューシーで柔らかく一瞬ホアグラを彷彿させる絶品でした。
ご馳走さまでした。。。



