ブログ自給自足農民

自然農法で、自給自足農を行います。野菜、米、果物栽培と養鶏です。あれこれ工夫しながらの作業日記です。

鶏舎を立て直す作業中、直耕共産社会の事を考えてみた。

2014-02-23 10:15:58 | 自然養鶏
 今日も鶏引越しため、鶏舎を作り直している。鶏が去年末から4回にわたり盗まれてしまった。おかげで35羽になった。自然養鶏は1坪の鶏舎に最高で10羽しか入れない。だから今度の鶏舎は3坪にした。小さい鶏舎だから作るのも楽だが一から作りなさねばならず、夫婦で悪戦苦闘中である。

 今まで2~3週間おきくらいで盗みに来るので、今度来る前には全羽移転させる予定。ようやく扉が出来上がり最後の仕上げの段階になった。まだ産卵箱、とまり木、外からの外的防止など細かいところが残っている。しかし明日には引越ししたい。

 35羽だから何をしても楽である。今まで余った卵を社会福祉団体に寄付したりしていたが、今はほとんど余らない。自家で食べる分もないほどだ。でも何事も足らないくらいが丁度よい。そのほうが有難味がある。

 現代の人間は何事も余りすぎる。給与、時間、食べ物、機械、教育、車、店等を減らさねばならない。そうすれば世の中が静かでのんびりとする。地球、自然の営みがよみがえる。他の生物にも迷惑がかからない。人間以外の他の生物のすべては必要以外に物を所有しない。

 自給自足農業も無所有の暮らしが適切かもしれない。そういう社会になれば税金もいらなくなる。人間が平等になり公務員もいらないからだ。もしかしてこれが理想の共産主義社会でしょうか。

 私の尊敬する江戸時代の哲学者安藤昌益は「直耕共産社会」と言っているがそれが理想社会かもしれない。そうすれば盗む人も盗まれる人もいなくなる。平行して侵略する国も侵略される国もなくなる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿