<そこにいます神>

2022年06月30日 | 神さまの言葉
「主よ。あなたは私を探り、
私を知っておられます。
あなたこそは私のすわるのも、
立つのも知っておられ、
私の思いを遠くから読み取られます。
あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、
私の道をことごとく知っておられます。
ことばが私の舌にのぼる前に、
なんと主よ、
あなたはそれをことごとく知っておられます。
あなたは前からうしろから私を取り囲み、
御手を私の上に置かれました。
そのような知識は私にとって
あまりにも不思議、
あまりにも高くて、及びもつきません。

 私はあなたの御霊から離れて、どこへ行けましょう。
私はあなたの御前を離れて、どこへのがれましょう。
たとい、私が天に上っても、そこにあなたはおられ、
私がよみに床を設けても、
そこにあなたはおられます。
私が暁の翼をかって、海の果てに住んでも、
そこでも、あなたの御手が私を導き、
あなたの右の手が私を捕えます。
たとい私が
「おお、やみよ。私をおおえ。
私の回りの光よ。夜となれ。」と言っても、
あなたにとっては、やみも暗くなく
夜は昼のように明るいのです。
暗やみも光も同じことです。

 それはあなたが私の内臓を造り、
母の胎のうちで私を組み立てられたからです。
私は感謝します。
あなたは私に、奇しいことをなさって、
恐ろしいほどです。
私のたましいは、それをよく知っています。
目は胎児の私を見られ、
あなたの書私がひそかに造られ、地の深い所で仕組まれた時、
私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。
あなたの物にすべてが、書き記されました。
わたしのために作られた日々が、
しかも、その一日もないうちに。

 神よ。あなたの御思いを知るのは、
なんとむずかしいことでしょう。
その総計は、なんと多いことでしょう。
それを数えようとしても、
それは砂よりも数多いのです。
わたしが目ざめるとき、
私はなおも、あなたとともにいます。

 神よ。どうか悪者を殺してください。
血を流す者どもよ。わたしから離れて行け。
彼らはあなたに悪口を言い、
あなたの敵は、みだりに御名を口にします。
 主よ。
私は、あなたを憎む者たちを憎まないでしょうか。
私は、あなたに立ち向かう者を
忌み嫌わないでしょうか。
わたしは憎しみの限りを尽くして彼らを憎みます。
彼らは私の敵となりました。

 神よ。私を探り、私の心を知ってください。
私を調べ、私の思い煩いを知ってください。
私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、
私をとこしえの道に導いてください。


    詩篇139篇
     (ダビデの賛歌)



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