
為替世界。
換算。
変動。
昔、1ドル360円のときがあった。
360円の商品が1ドルで買えた。
1ドルで180円の品物しか買えなくなった。
現在は
1ドルで150円の品物が買える。
ドルはつねに円より高いのである。
ドルにはセントという単位がある。
1セントは1.5円である。
自国の通貨は高い方がいい。
少ないカネで高いものが買える。
商品をたくさん売りたい場合、安ければ売れる。
アメリカは日本製品を買いやすいのである。
アメリカは日本の製品を安く買いあさっている。
日本の商品は安い。
これがいいこととは限らないらしい。
国家的にみると自国の商品が売れないということになる。
つまり、
消費者は自国だろうと外国だろうと安いものに飛びつくのである。
そおいうものらしい。
政治としては、自国で作ったものを自国民に買ってほしい。
基本こおいうことなんだろう。
アメリカは金利を下げたいがそれができない。
それで、日本に金利を上げるよう圧力がかかる。
日本製品が高くなってほしいというわけだ。
高いものは買わないだろう。
その分、自国製品が売れる。
景気は産業の隆盛である。
生産、消費が自国内で活発になればそれがよしとされている。
そこで、日本は日本製品を高くしようというわけだ。
アメリカの要求だから。
為替は円高に推移している。
どこまで円高を許容できるのか。
金利を上げることも視野にあるだろうが、
大量の国債がある。
どうやら国家が持たないという状況があるらしい。
アメリカは金利を下げて商品価格を下げたいが、
価格が自律的に値上がりするというジレンマがあるようだ。
いろんな問題が為替に集約される。
日本は0金利時代が長くつづいた。
そのしわ寄せがいまに廻っている。