重信房子氏が20年の刑期を終えて昨日出所したとのこと。
高齢であるにもかかわらずしっかりとした口調でコメントした。
質問に応へて
「国民というよりも、今の政治家はひとつの方向に向かっている」
というものがあった。
これは今までに誰も口にしたことのないものであった。
一瞬で世相を端的に見抜いたものであった。
あの頃はデモもさかんに行われた。
ストライキもあった。
はっきりとした反対勢力があった。
こじつけではなく
プーチンの不法と重信の不法が重なる。
不法は悪だと建前が通用する時代ではなかった。
50年たって、世の中は一層見えにくくなった。