ラジオなソウル

ザ ドタンバーズのベース担当で、AMラジオをこよなく愛する、ゴリうらしょうきちの日記

ホテル・ルワンダ

2006-01-29 23:12:06 | 映画
ボクが、この映画を知ったのはラジオで、アメリカ在住の映画評論家の町山智浩さんが紹介してたのを聴いて。
町山さんは、こういう素晴らしい作品が日本での上映予定が全くなく、いつまでたっても日本で映画が文化にならない現状を嘆いていた。
ちなみに町山さんは、海外の映画や芸能、スポーツ等のコラムなどを雑誌に書いていて、裏側を伝える記事が面白く欠かさず読んでます。もちろんラジオも欠かさず。

さらにこの町山さん、ちょうど今、東京新聞で連載やっててそれ読んで知ったのだけどまだ売れてなかった頃の雑誌に宝島に就職して、みうらじゅんさんの担当だったそうだ。
その後、バンドブームで一気に雑誌が売れだして、編集長から「レベッカや渡辺美里などのメジャー系も載せろ」と言われ、そんなのロックじゃないと断わり続け、しまいには辞めさせられた経歴の持ち主で、今でもそうだがとことんパンクだ。
この頃の宝島には、えのきどいちろう、中島らもなんかも連載してたし、ほんとにツワモノ揃いでしたね。

話が脱線しまくりですが、町山さんがラジオでしゃべったあとから、上映の署名を番組の中で紹介するようになってた。
へぇ~なんて思ってたら、上映が決まりました。ってなってた。
運動された方々本当にご苦労様でした。すごいことです。

映画は、ルワンダでの民族同士の争いから虐殺が起こり、ホテルの支配人が家族だけでもを助けようとホテルにかくまううちに、行き場のない人達が助けを求めて来て最終的には1200人もの人達をかくまう話だが、外国軍は内紛って事で撤退してしまうし、大量の食糧も調達しなければならないし、さらに軍や民兵は裏切り者を出せと迫ってくる。
最終的には、支配人の首に賞金が賭けられる。という実際にあった話。

90年代にルワンダで起こっていた事は、確かニュースで見た気がするがたいして気にも止めなかったけど、実際は大変な事が起きてて、アフリカなんて遠くの事だと思ってたけど、人と人が殺しあうのに変わりはないわけだし、考えさせられました。

とりあえずホワイトバンドもいいですが、この映画を観て、なによりなにが起こったか現実を知る事も大切だと思いました。


平和って大切ですね…


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