映画のハシゴ

久々に映画を観てきました。しかも一気に二本！

同じ場所で観たい映画が両方ともやってたので、こいつはいいやとハシゴとなりました。

観に行った映画は『ホテル・ルワンダ』『ボブディラン、ノーディレクションホーム』

しかし、映画館に着いてハシゴは甘かったと、早速くじけそうに…

『ホテル・ルワンダ』があまりに混んでるわけです。
参ったな～と係員に聞くと、やはりチケット売り切れ。立ち見が何枚かって事だったので並んでるとボクの前で売り切れ…

しかし、ラッキーな事にこの映画館は劇場がふたつあって、そっちでも『ホテル・ルワンダ』がやってて、30分後に上映ってことでチケットを買おうとしたら、席はすでに売り切れ。立ち見をなんとかゲット。

映画館が狭いとはいえ、こんなに人気があるとは…

でも、それは喜ばしい事でもあるわけで、なぜならこの映画は日本で上映される予定がなかったから。

数々の賞を獲得して、世界で絶賛されたにも関わらず、日本では配給がつかなかったらしい。

なぜなら、日本では映画っていうとラブストーリーやアクション、ホラーとかしかヒットしないし、社会物ならハリウッドで大御所監督の作品じゃないと採算が取れないから、それ以外はますます買手がつかないらしい。
そういった意味で、映画って完全に娯楽って捉えられてるし、ましてや遠いアフリカ物だし、興味を引く材料が少ないって事でますますハードルは高くなる一方。
確かにたまの休みの日に、顔をそむけたくなるような映画なんて観たくないだろうし。

そんなわけでこの映画の存在、そしてルワンダの大虐殺の実体すらも知られる事などなくなるとこだったけど、ネットでこの映画を日本で上映させようと署名運動が始まり、とうとう今回上映となったみたいです。