翳りゆく部屋

平日の午後のラジオは、文化放送「やるきマンマン」が終わってしまったので、最近はTBS「ストリーム」

気がつけば、最近はもっぱらTBS派になってしまった。
さすがに、午前中の大沢悠里を聴くにはソーヤングだけど、土曜は永さんマスト！
ってか、永さんマストってどういう意味だ…

ちなみに永ちゃんではなく永さん、永六輔さんです。

永さんでもまだソーヤングかと思ってたら、ザ・ドタンバーズのわれらがギターヒーローてつ３％も永さんリスナーだった事が判明！これぞAMマジック！ってなんだそりゃ…

AMなんてロックじゃねえよ！なんて思ってるそこのあ・な・た。
永さんはとってもパンクです！


脱線しかしてないので、話を戻します。

ストリームって番組の、午後３時からのサウンドパティスリーってコーナーがなかなかよくて、最近はもっぱらここで音楽知識を詰め込んでる有り様。
ちなみに毎週火曜日のこのコーナーのゲストは、イカ天懐かしやの萩原健太さん！
毎回素敵な洋楽情報を教えてくれてます。


それでそれで、昨日は邦楽の月曜日だったのですが、エレファントカシマシが久しぶりにアルバムを出すって事で、その特集で何曲かかかったんですよ。

ボクもかなり久々に聴きましたが、宮本節健在でしかもすごく洗練されててかっこいいな～なんて聴いてたわけです。

そしたら、最後に今回のアルバムではカバーもやってるのでその曲もかけましょうって流れてきたのが、荒井由実の名曲「翳りゆく部屋」

この曲はもう元曲が素晴らしすぎて、前に椎名林檎もカバーしてたけど、失礼ながら選曲の勝利っていうかこの曲を選ぶ時点で成功って感じな気がしたんです。
本当に失礼極まりませんが…

なので、今回もそんな感じで聴いてたら全身から鳥肌が立ってきたし、胸がやけに息苦しくなってきました。
実はもうそんなにソーヤングなわけでもないもんで、音楽を聴いてそんなになるのも久々でしたが、グイグイ引き込まれました。

宮本が感情を抑えて訥々と歌うのです。それがまた素晴らしくて、おおけさながら息が止まりそうでしたよ。

と思ったらやってくれました。最後のサビの繰り返しの短い曲間で、それまでの美しい世界観をぶちこわさんばかりのシャウト。

短い曲間にこれでもかと凝縮されたオーイェー！


それまで涙が出そうなくらいだったのに、曲が終わったら声を出して笑ってしまいました。

カシマシ洗練されたな～と感心したボクが馬鹿でした。

いつまでもソーヤングな宮本に拍手喝采雨あられ！！