昔はよく使ったけれど、最近は手も触れたことがないもの…。ありました。『計算尺』という計算道具です。早い話が対数計算の原理を応用した計算道具です。
ご存じのようにある数とある数を掛け合わせることはそれぞれの数の対数を足し算し、その結果をふつうの数に戻してやれば答えが出ます。割り算の場合には、反対に引き算で答えを求めることができます。対数目盛をほどこしたスケールをスライドさせてこの計算を行うよう工夫されたのが計算尺。
ま、むずかしい話は抜きにして、わがかつて愛用したヘンミ・ポケット計算尺の雄姿をとくとご覧ください。計算尺で扱う有効数字は一般に3桁です。今は、電卓やコンピュータを使うことで限りなく精密な計算も可能です。「でも、世の中もっとアバウトでもいいこといっぱいあるんじゃないの」なんていう彼の声が聞こえてくるようです。
ご存じのようにある数とある数を掛け合わせることはそれぞれの数の対数を足し算し、その結果をふつうの数に戻してやれば答えが出ます。割り算の場合には、反対に引き算で答えを求めることができます。対数目盛をほどこしたスケールをスライドさせてこの計算を行うよう工夫されたのが計算尺。
ま、むずかしい話は抜きにして、わがかつて愛用したヘンミ・ポケット計算尺の雄姿をとくとご覧ください。計算尺で扱う有効数字は一般に3桁です。今は、電卓やコンピュータを使うことで限りなく精密な計算も可能です。「でも、世の中もっとアバウトでもいいこといっぱいあるんじゃないの」なんていう彼の声が聞こえてくるようです。