女優奮闘記~東洋医学療法士への道

舞台女優が、東洋医学の鍼灸の専門学校に入学し、体験と考えたことを語る、不思議で東洋医学に満ちたサイトです。

最後の1日

2009年09月30日 05時48分20秒 | 日記
昨日は小寺敏子先生の元で学ばれたTさんと
お会いした。
今、有明医療大学の準教授で、
11月提出の医学博士論文を執筆中という超多忙な中、
はじめてお会いすることができた。
神戸のMさんからご紹介を受けたとき
有明医療大学、と聞き、
驚いた。
この夏、忘れられない出来事があったあの大学だったから。
天はこういうふうにドラマを進めていかれるんだ、と思った。
昨日急きょ広島から○○先生が上京されることになり、
うちの本部で台本の読み合わせをするとことになった。
うちの本部は半蔵門から徒歩5分。
有明の大学を少し早めに失礼して、と考えていたら、
前日T先生からメールが来た。
「半蔵門のホテルに泊まっていますので、
そちらでお会いしましょう」と!
地図を調べたら、ホテルと本部は目と鼻の先。
なんという不思議!
「偶然にも・・・・」とT先生はいうけれど
いえいえ、この世に偶然はありませんから
天に感謝した。

斎藤一人さんは
「未来は変えられないが、過去は変えられる」という。
過去の出来事を、どうとらえるのか、
過去にとらわれつづけているとき
未来もその延長でしかない。
過去を変えたとき
未来も変わっていく。

10月24日、25日のことも、考えよう。
どうしたらいいのか、
どうしたら丸く治まるのか。

常に丸くおさめることを考えよう。
明日から学校が始まる。
最後の1日、しっかり仕事しよう。



楽しかった11日間

2009年09月29日 20時57分58秒 | 日記
9月18日に1年生の前期が終了して
11日間のお休み、毎日楽しかったなぁ…

今、自分がなにをやったのか
書き出してみたが
充分やったと言える。
今それらを全部消した。

明日やりあげるべき仕事もわかったし、
木曜日からの学校に向けて
明日はしっかりやろう。

11月の舞台をやめることにしたので、
11月12月は、勉強に集中したいと思う。
せっかく学生なんだもの、
学生生活を楽しみたい。



若者の腎虚

2009年09月28日 13時13分43秒 | 東洋医学
ひざが痛いという人は、膝に原因があるのではなく、
大腿骨の筋肉のつっぱりが原因のことがある。
それは、腎虚からくる膝の痛みで、この2日間で2人の若者の腎虚を見た。
二人とも、膝が痛いという。
脈にもよくあらわれ、
丹田に力が全くない。
背中の肩甲骨の間が狭いので、呼吸がよく出来ていない。
肋骨と寛骨の間にしこりがある。しこりはないのがよい。
穴は、復留、陰穴。
「若者のおじいさん」
穴の押し方は、相手が気持いいなぁ、
というぐらいの力で押してよいとのこと。
自転車こぎがよい。
月に2回ほどでよいので、
からだの調子を見てもらうこと。
井口先生はすごい。
二人とも、膝の痛みは嘘のように消えた。
若者は治りも早い。若いっていいなぁ・・・

身体に力が入らないあなた。
膝が痛いあなた。
塩の味がわからないあなた。
腎虚の可能性あり。
冷やさないで、身体をよく休めてください。
まっことどうしようもなくなったら、
井口先生に駆け込んでください。

ひとつ終わった。さて、今日から次の・・・

2009年09月27日 07時26分21秒 | 女優
昨日、「日蓮さま」の舞台が終わった。
終演後、みんなから意見を聞き、10月の舞台に向けての検討できた。
三味線のたたきぐわいは、お寺に行って音を聞いてもらい決める。
妙成寺さんは、とても広いお寺なので、三味線を殺しすぎると聞こえないのでつまらなくなる。

三味線と声のバランスがいつも難しいと思う。
わたしは大夫だが、
三味線さんと2人で舞台を務めるとき、
こちらの語りと喧嘩するようにバシャバシャ引く三味線さんもいれば、
大夫が語りやすいように、気持よく語らせてくれる三味線さんもいる。

新作浄瑠璃は、ひとりで弾き語っている。
自由さが楽しい。
三味線は難しい。
奥が深いといつも思う。

10月10日~12日は羽咋(はくい・能登)の
妙成寺で「日蓮さま」を公演する。
おちかくのかたはおいでください。
10日(土)は午後2時
11日(日)午前11時と午後2時
12日(月・祭日)午前11時
開場は30分前。約1時間。浄財での公演。
全国の皆様、会いに来てください。

今日から次の芝居の稽古に入ります。
初日は来年5月。
今台本がやっと出来上がり、
幸運なことに、広島からT先生が29日に上京。
うちの本部で「読み合わせをしましょう」ということになった。
本の直しができてすぐに読み合わせができることは
本当にラッキーだと思う。
しかも、学校が休みのうちで、天に感謝した。
解剖学も生理学も東洋医学も経絡もやらなくてはいけないのだが、
特に解剖学を休みのうちに復習をと思っているのだが、
何足ものわらじを履くものとしては、
常に最優先のことに集中しながら
身体のバランスを見ながらやっていくのだ。
弱音を吐かずに
愚痴らずに
そんなこと急に言われたって~、などと焦らずに。

生活習慣:
☆早寝、早起き
☆期待しすぎる妄想をやめること。
☆常に早め早めに仕事を済ませていくこと。
 急になにが飛び込んでくるかわからないから。仕事や宿題はすぐやる!
☆自分のレベルを常に知ること。高い目標を立て過ぎないこと。
☆「ありがとう」「よかった~」感謝癖。同じ口からどんなことばも出せるのだ。
☆しかし、愚痴が出たり、弱音を吐きたくなったり、悪口を言いそうになったときは、言ってしまおう。そして、すぐに「~、という自分がいた」と出してしまった心の膿を、消してしまおう。
☆オセロにもイアーゴーにもなってしまう自分を自覚すること。「オセロかな」「イアーゴーかな」
☆理想とする人を心に持つこと。
☆どんなことも楽しむこと。喜怒哀楽。失敗成功。迷うのが人間だ。
☆おおらかに


今日と明日で、台本を読むこと。




チャングムにはまる日々

2009年09月26日 01時49分53秒 | 日記
この夏からずっとチャングムにはまっています。
井口先生もおすすめの物語。
東洋医学の本当のことをやっていると井口先生がいうので、
東洋医学を学ぶつもりでみている。
しかも、物語として面白い。
鍼治療では信じられないくらいの太い鍼を刺し(わたしはいつもその場面では目をそむける)、抜くときに全く血が出ない。
これは特殊撮影だろうと思っていたが、
井口先生はあれは本当です、という。本当に血が出ないらしい。
やってあげましょうかと言ってくださったので、
近々体験してみたい。
脈診がとても大事だということと
望診をよく学ばなければならない。
100歳まで生きることを前提に、今を見れば、
今学んでいることは、遅くないし
生きている限り、学べるだけ学び、
死後の世界に飛び込んで行き、
来生、この世の学びの続きをやろうと思う。
今生だけでないと考えたら、
希望が持てる。
やろうとしていること、
学んでいることは
無駄は一つもないということだ。
東洋医学と伝統芸能をつなげる。
医療と芸術の融合が目標だ。
そして、長年念願しているドラマ・セラピー・メソッドを作る。
呼吸法、身体、心、食べ物、飲み物。
曼荼羅、マントラ、印。
最も大事な 「何を思うか」憎しみ?嫉妬?感謝?苦しみ?不安?羨望?復讐?善きこと?希望?あこがれ?目標?あせり?悲しみ?思い出?淡々と? 無?知恵?まくもうそう?絶望?欺瞞?自己卑下?喜び?
眠くなってコトンと眠れることは本当に幸せなことだ。

秋を味わおう。
本当に美しい秋の日々です。

今日は歌舞伎座の千秋楽。ジョンと勧進帳を見た。
26日(土曜)はいよいよ本番だ。
そろそろ寝なくてはね!

お見事、日野原重明先生

2009年09月25日 07時16分37秒 | 健康
日野原先生のラジオでの話を聞いたのは
もうずっとずっと前のことだ。
素晴らしい先生だと思った。
その後、オウム事件で聖路加病院のとった行動によって
日野原先生はますます病気で苦しむ人たちの
希望の星となった。
そして、この10月で98歳。
幼い頃結核で1年間患ったこと、
58歳の時、よど号事件に巻き込まれ4日間飛行機の中に閉じ込められ、
無事帰国したこと、
この2つのことが人生が変わる事件だったという。
59歳からは、生かされた命と重い生きてきた。
そして、人間の体はすばらしい。
成人病と呼んでいたが、「あなたの生活習慣があなたの病気を作ったのです」と、
生活習慣病と命名した。
今は、生活習慣病と呼ばれている。
その最たるものが「糖尿病」である。
睡眠は4時間。
食事は、朝ジュース等、昼はクッキーと飲み物、これで、400キロカロリー。
そして、夜に野菜をたくさんと魚、ごはんなど、800キロカロリー。
1日1300キロカロリー程度を摂取しているので、若いころの体重を維持しているという。
わたしは、栄養をとりすぎているのだろう。

「オセロ」人間の嫉妬の物語

2009年09月24日 05時29分12秒 | 日記
昨日、オペラ「オセロ」を見た。
ジョンが「見よう」というので、お付き合いして行ったのだが、
生涯忘れられないものすごい舞台を見た。奇跡だ。

奇跡の舞台はこのように作られた。
物語の深さ。
そりゃぁ、シェイクスピアさまですから、
ものすごい物語ですが、それをオペラになしえたことがすごい。
オセロ役とデズデモーナ役の歌手の確かさ、
出演者たちのレベルの高さ、オーケストラ、
舞台装置の工夫、衣装申し分ない、照明うまいなぁ、
劇場のふんいきもとてもいい、働く人々の静かさ、
そして、なにより満席の観客の人々のマナーと集中力。

日本が不況のどん底であることを忘れてしまいそうだ・・・
そして、これらすべてがそろった昨日、
信じられない舞台が作り出された。
「I can't bilieve, it's miracle! 奇跡だ!」

人間はなんと、おろかなのだろうと、
わが身を振り返った。
「オセロがデズデモーナを殺す瞬間、
「オセロ!目を覚まして、あなたの嫉妬なのよ、彼女を殺さないで!」
と心で叫んだ。
以前は、イアーゴーのことをよく考えたが、
今回は、やはりオセロの物語なのだと思った。
デズデモーナには全く非がないことを、
観客にわからせる演出もすばらしかった。
自分の中にいるイアーゴー。
イアーゴーのような人はいるだろう。
オセロは、そのイアーゴーを見抜けなかった。
嫉妬というアイマスクがオセロを盲目にした。
イアーゴーの言葉だけを信じ、
他の誰の言葉は耳に入らなくなった。
最も愛するデズデモーナの言葉を悪く悪くとるオセロ。
これも自分の姿ではないかと思った。
妄想に駆られた人間は、
その呪縛からどうしたら解き放たれるのだろう。
ものすごく困難なことなのだ。
嫉妬しない自分、妄想しない自分を、どうしたら作れるのか。
嫉妬のエネルギーは、
ときには人をも自分をも殺す。
このことを知っている人は
人に嫉妬されないよう、自慢しなかった。人目に立つことをしなかった。
大国主命が少な様と出会う場面を思い出す。
はなしを戻そう。
自分がデズデモーナになることもあるかもしれない。
わたしが言わないこと、していないことで
誰かに誤解され、遠ざけられているかもしれない。
自分はイアーゴーであってはならないと強く思っているにもかかわらず、
想像で誰かのことを悪く取り、その言葉をほかの人に話したことはないか…。
思い当たるだろう、想像で悪く話してしまったことや、
嫉妬に駆られてイアーゴーになっていた自分を。
わたしがオセロのこともあるだろう。
誰かの言葉をうのみにし、確かめもせず、決めつけ嫌う。
「片方聞いて沙汰するな」と母親に教えられたのは篤姫。
その愚かさは、オセロをして
デズデモーナを疑い、傷つけ、嫉妬し、ついには殺してしまう。
わたしたちは、
その人を疑い、嫌い、悪口をいいふりまわすとき、
その誰かを言葉と態度で殺したことになるかもしれない。
誤解され、悪口を言われ、反発されたことがある。
そのことに反応しすぎないこと。
誤解はいつか解けるかもしれないし、
人の口に戸は立てられない、と昔から言うじゃない。
人のことではない、
自分こそ、他の人のことを誤解し、妄想し、突き放していることはないか。
あるではないか。
思う当たることがあるではないか。
私は
デズデモーナであり、
イアーゴーであり、
オセロなのだ。

人間の魂に訴えるオペラのすごさに圧倒された1日だった。
ジョンに感謝した。神様に感謝した。

今日は、舞台稽古の日。


休みはいいなぁ…

2009年09月22日 22時18分26秒 | 日記
たまには休まなくてはね。
人間だもの。
今日は1日舞台の稽古。
広島から台本の直しが届いた。
よりよいものになっている。大丈夫と思った。
その直しは今日はもうやめて寝ることにしよう。
たまにはからだを休めなくては。
明日はオペラ。
感性を磨こう。
医療人にとって、感応する能力はとても必要だと思う。
演劇人たちが、生活していけるシステムを作りたい。
演劇人たちが、レベルの高い俳優になっていけるシステムを作りたい。
きっと、可能だと思うのだ。
俳優たちの訓練と舞台と仕事。


今日は解剖学に集中するぞ

2009年09月21日 13時00分34秒 | 学ぶ
解剖学を勉強してもなんで間違うのかを調べるために、
前期試験2回分のテストを調べなおした。
驚くべきことがわかった。
①わたしが勉強して導き出した答えが間違っている。何問も!
 まず、勉強したことが間違っているのだから、正解するわけがない。

②骨の名前は、たとえば、大腿骨の骨の名前は19個。
 わたしが書きだしたのは11個。
これじゃあ、残り8個の名前が試験に出ても、ちんぷんかんぷん。

③問題の理解が違うこと。
たとえば、「外頭蓋底を構成しない骨はなにか」
というのが試験での質問だったが、
先生は「外頭蓋底を全部」とだけヒントをくれた。
わたしは図を書いて勉強したが、
ちゃんと図を見ていないで、
骨から部位からみんなごちゃごちゃに書いたの。
しかも、間違いの「前頭骨」も書き込んでいた。

④勉強した答えはあっていたのに、覚え方がまずくて、
わからなくなってしまったケース。
東大ノートのように、きちんと、ラインに沿って
書いた方が記憶に残るだろうと思う。
なにしろB型なので、
文字の大きさはばらばら、
マーカーの色も気分次第、
書き方の統一もなく、
あとでみて、まるでお絵かき見たいなカラフルさ。
これじゃあね・・・

そして、もう一度試験問題を見ると、
なんと簡単な試験問題なのだろう、ということがわかった。
つまりは、勉強の仕方にこそ、問題があったのだ。
やはり、教科書と授業中のノートが大事だとわかった。
進歩した。

なんどでも覚えなおそう。
なんどでもノートを取ろう。
なんどでも教科書を読みなおそう。
いつまで?
面白くなるまで。

歌舞伎だってね、言葉がわからなかったり、
ストーリーがわからない、何が面白いのかわからない
という時期を辛抱して見続けて、
いつの間にか
玉三郎さんのすごさや、
勘三郎さんのエネルギーや
日本の伝統文化のものすごいエネルギーと
美しさに圧倒されて感動し
大好きになる日がくるのだ。
そのためには、
日本舞踊を習ったり、三味線、お茶、お華、書道を習ったり
着物を着たり、海外に出たり、
日本の美を感じ取ろうとする意識が大事。
おなじだね。
解剖学にもきっと美があるのだろう。
それはとりもなおさず、
人間が美しいと気づくことにつながる。
生理学も解剖学も東洋医学も経絡も
みな、人間は美しいということを学んでいるのだ。

つまり命は美しい。
この世は美しい。



日本鍼術に生きて -人体衝撃波動形成論-町田栄治 (著)

2009年09月20日 06時20分38秒 | 
日本鍼術に生きて -人体衝撃波動形成論-町田栄治 (著)
ワーズアウト 6,300円
町田栄治先生が2009年5月20日に出された新本。

先日松戸の図書館で町田先生の25年前に出された本と出会った。
題名は「石坂流鍼術の世界~鍼からみた現代人の生命」という本で、
ほとんど期待はなかった。
読みだして、すごい人と出会ったと思った。
空洞症、硬結、反応、と実際の患者さんをみながら現代人が薬を飲みすぎたが故に
起こる薬害のことを指摘されていた。25年も前に!
それから25年。
薬漬けの治療方法は改善されているだろうか・・・
否。むしろ、サプリメントで栄養補充したり、ダイエットとうたっていたり、
便秘、胃腸薬、風邪薬、精神安定剤・・・
家に今ある薬ないしサプリメントを並べてみたら、
その人の身体がどうなっているのか、想像つく。
町田先生が御存命であることを祈った。
昨日、佐久市のご自宅に電話がつながった。
奥様とお話しできた。
町田先生の新しい本は、「今まで言えなかったことも書きました」という内容。
組織に入らず、ひとりで研究を続けた孤高の人。
「一人だからできた」とも。
かならず先生の新しい本を読もうと思う。
ちなみに、「石坂流鍼術の世界~鍼からみた現代人の生命」は、
アマゾンで29,793円だった。
松戸の小さな図書館によくぞこの珍しい本があったものだと思うし、
なぜわたしがこの本を手にしたのか、
このことも不思議だ。
しかし、いえることは
「こころを純にして求めれば本が呼びかけてくれる」ということ。
「本」に、ということは「人」に出会えたことを感謝しよう。

今日はこれから歌舞伎座へ。
NYからジョンがやってきたのだ。1年ぶりの再会だなぁ。





骨表面の特徴を表す用語 その2

2009年09月19日 07時39分42秒 | 学ぶ
骨表面の特徴を表す用語 その2

⑭櫛 pecten: 線状の隆起で線よりも強い  恥骨櫛
⑮角 angle: 骨の角度が変わるところ   肩甲骨上角 肋骨角
 
2陥凹部
①孔 foramen: 血管、神経、靭帯などが通る開口部  大後頭孔 閉鎖孔
②窩 fossa: 中空のあるいはくぼんだ領域  大転子窩 棘下窩(きょっかか)
③切痕 incisura: 骨のへりの切れ込み 大坐骨切痕(だいさこつせっこん)
④道 meatus: 骨内部にある長い通路 外耳道(がいじどう)
⑤裂 fissure 骨と骨の間にできる裂け目 下眼窩裂(がんがかれつ)
⑥溝 sulcus: 狭く長いくぼみ  橈骨神経溝(とうこつけんけいこう)

3その他
面 faicies (下腿の下面)
板 lamina (椎弓板)
翼 ala (腸骨翼)
枝 ramus (坐骨枝)
縁 margo (肩甲骨内側縁)

以上です。この参考書を使って、みんなで黒板に骨を書いて「窩」だとか「棘」だとかいいながら学びました。
これらの言葉の意味が理解されると、骨がちょっと身近に感じます。
出ているのか、へこんでいるのかがわかるだけでも理解度が変わります。
一人だとつまんないので、
初めのうちは、クラスのみんなとわいわいいいながら楽しんでください。
この先に、間接~靭帯~筋肉~神経 と続きます。
内臓の位置も、まだはっきりしないので、骨が終わったら
内臓もしっかり見ようと思います。

わたしたちのコツコツ会では、
あと大腿骨と腓骨・頸骨・足の骨と手の骨、
そして頭蓋の骨を学びます。
遅すぎると、驚かないでね~。
気づいたときが、出発の時で、発願の時で、
気づけるかどうかが一番大事なのです。
そして、発願を全うできたら、
これは素晴らしいことです。
Sちゃんは言った「わたしは変わったのよ」
集中力が強い彼女が本気になれば、すごいことになる。
クラスのバージョンも上がるし、
将来、Sちゃんに助けてもらえるひとたちの笑顔が見える。
が、


骨表面の特徴を表す用語 その1

2009年09月18日 23時04分05秒 | 学ぶ
今朝の1時間目は休講だった。
5人集まって、「コツコツ会」
テーマは骨の名前。
肩甲骨と上腕骨と橈骨(とうこつ)と尺骨、そして寛骨。

[骨表面の特徴を表す用語]

1 突出部
①隆起 protuberance  やや丸みをもった突出部  外後頭隆起
②棘(きょく)spine:先のとがった突出部 肩甲棘
③突起 process: 著しい突出   烏口突起 棘突起
④頭(とう)caput:骨端にあるおおきな丸み 上腕骨頭
⑤小頭 capitulum: 骨端にある小さな丸み  上腕骨小頭 腓骨小頭
⑥転子trochanter:大きな太い盛り上がり  大腿骨大転子
⑦結節 tubercle:骨の盛り上がり  大結節 坐骨結節
⑧顆condyle:丸い関節面   大腿骨外側顆  
⑨上顆 epicondyle:顆の上方のでっぱり 上腕骨外側顆
⑩果 malleolus:丸い突起    腓骨外果 腓骨内果
⑪粗面 tuberrositas: やや隆起した表面がザラザラしている部  肋骨粗面 三角筋粗面
⑫線 line:幅が狭く、低い隆起線  ヒラメ筋線
⑬稜 crest:ある程度の厚みや幅を持った稜線状部
  今日はここまでとする
つづきはまた気が向いたら・・・


今日で1年生の前期が終了!

2009年09月18日 07時28分44秒 | 日記
早いもので、今日で1年生の前期が終了する。
4月から5カ月たった。
早いと思う、長いとも思う。
つぎつぎと学び、つぎつぎとことが起こり
一喜一憂し、
こころがまだまだ幼い。
仕事と家庭と稽古事と学校と、そのバランスのとり方に
戸惑ったからだろうと思う。
夏休みで体がほっとした。
台本も3本書いた。
これから自分がどのように暮らしていくのかの軌道修正ができたのが
夏休みだった。
とにかく試験で焦りたくない。
いつ試験であろうと、急な仕事が入ろうと、
「こころ動かず、平常心でいる」という訓練をしようと思う。
それが太極拳だ。
みんなが笑顔で
学校に通えるのが最高。
一緒に学ぶのだ。
そのためには体の健康が一番大事。
井口先生に教えてもらおう。
井口先生は学生たちの主治医であり、希望の星だ。

朝の1時間目は休講。だけど、Tちゃんが「やろうよ」といってくれたから
今から出て解剖の骨の名前を学ぶ。
そして今日の授業が終わったらMさんと、解剖のCDを作る。

始める・・・・太極拳と解剖学のノートつくり

2009年09月17日 05時54分17秒 | 学ぶ
昨夜寝たのが遅かったにもかかわらず、
今朝も気持よく5時半に目が覚めた。
ありがたい。
昨日は2つのことが始まった。
ひとつは、太極拳。
Mさんが体調がものすごく悪いといった。
授業が早く終わったので、お弁当を食べ終わっても12時過ぎだった。
Mさんが太極拳いつからやるの?と聞いた。
「10月からよ」
「今日できる?」
「うん、いいよ。八段錦やろう」
と体育館へ行った。
体育館は広々としていて、懐かしいにおいがした。
2人で基礎の動きと八段錦を始めた。
彼はスポーツマンなので、形がとてもいい。
覚えも早い。
つぎつぎと動けて、八段錦を全部できた。
「あれ~、調子が良くなった!すっきりした」とMさんは言った。
よかった~
明日まで学校があるから、また今日の昼休みに八段錦をやろう。
そして、
解剖学のノートつくり。
新しいノートが何冊もあったので、これを解剖学のノートにしようと決めた。
インターネットで「きれいなノートの作り方」などを参考にしながら
自分なりのオリジナルなノートを作っていく。
字が横書きに慣れていないので、きれいではない。
もうすこし丁寧に書いた方がいいね。

朝の6時を過ぎた。
さぁ、お弁当を作って、今日が始まる。
昨日は
新しい内閣が誕生した。
政治が変わることで、世の中がどう変わるのか、みたい。
期待する。

「覚えるということ=理解するということ」 にすること

2009年09月16日 18時50分12秒 | 学ぶ
解剖学の勉強方法を変えなくてはと思う。
ノートを作っていないことが原因だと思う。
20問の答えを、A4の紙に 絵入りで書き込んで、
それをおぼえようと今回もしたが、
机に座って勉強する時間が取れず、
車の中での勉強がほとんどだった。
今後も、舞台を続けながら国家試験に向かうとしたら
日頃から、教科書を使って、解剖学のノートを自分で作ることが必要だと思った。
手が覚えていない。
経絡の勉強はとにかく漢字が書けないことにはどうしようもないので
歌いながら全部書けるまで勉強した。
だが、解剖学は、苦手意識と嫌いだなぁと思う気持ちが強く
どうしても勉強する気にならないのだ。
一応合格ラインは超えているが、その程度では自分が面白くない。
光明は、
うすら覚えでの間違いが多いこと。
ということは、もうちょっと、きちんと覚えていたら正解だったということ。
回答を聞いたら、あ、そうだったなぁ、と理解できたもの。
これは、脈がある。もうちょっとだったんだ。
つまりは、うすら覚えでは、解答できないということ!

気持を切り換えて、
文化系人間の配役から
理科系人間に役を変えて、
もう一度はじめから勉強しなおそう。
まだほんの4か月しか進んでいないのだし、
解剖といっても「骨」と「間接」だけだから
かならずやり遂げることを自分に誓おう。
9月18日に、前期が終り
ジョンがNYからやってきて、3日間歌舞伎とオペラにつきあい、
9月26日の「日蓮さま」の東京での舞台が終われば
9月27日から4日間ある。
この4日間は解剖学でどっぷりつかろう。

解剖学が得意ですよ、とブログに書きたい。イエーィ