鎌倉駅からバスに乗り、安国論寺へ向かいました。いつもは歩くのですが、パークアンドライドの特典を活かして時間節約です。ただ、ちょうどバスが来ていたのでラッキーと乗り込んだのですが、10分ぐらい発車しませんでした。したがって、どれくらい時短できたのかは不明です。
安国論寺は松葉ケ谷の山間にひっそりと建つ小さなお寺です。しかし、日蓮が布教の拠点としていたところであり、また「立正安国論」を著したところでもあるという由緒あるお寺です。


鐘楼は裏山の上にあります。

この鐘楼を過ぎ、さらに進んで山頂に出ると視界が開け富士山が見えます。

由比ヶ浜から稲村ケ崎方面↓

ここからは、途中のお寺に立ち寄りつつ鎌倉駅へと歩いて向かいます。安国論寺の横が妙法寺の参道となります。

妙法寺は平日は拝観できないそうです(以前来たときは土日だったのか、働いてたからな)。でも境内には入れました。

拝観できないのは「奥の院」。妙法寺は「苔寺」と呼ばれ、奥の院は苔むした石段を昇ったところにある情緒あるお寺です。(苔の階段は見るだけで昇れません。昇るのは新しい階段)。
昔撮った苔の階段です。

次に寄ったのは常栄寺。とても小さなお寺です。

江戸幕府に日蓮が捉えられ移送されている時、ここに住む老婆がぼた餅を手渡したということで、「ぼた餅寺」と呼ばれています。
次に向かった妙本寺は、常栄寺と打って変わって大きなお寺です(とは言っても円覚寺や建長寺ほどではない)。紅葉のきれいなお寺ですが、今回は梅が目当て。
二天文をくぐって広い境内の奥にある大きな伽藍が本堂・・・と思いきや、本堂でなく「祖師堂」です。

この祖師堂の横に、梅の木が何本か植えられています。梅の木はソメイヨシノなどと違って、木によって咲く時期がずれますので、すべての木が見頃というわけにはなかなかいきません。この木は満開でもあの木は全然、ということが多いですが、今回は、私が妙本寺に来た中で、一番咲いている木が多かったです。




本堂は二天文の横の一段低くなったところにあります。祖師堂と比べて控えめの場所です。

最後は本覚寺、鎌倉駅から5分ほどのところにあります。妙本寺方面に行くときは、いつも境内を通り抜けさせていただいています。



ボケと紅梅↓

駅近な割にはあまり観光客を観ることはありません。このことは以前から不思議に思っています。
なぜなら、まずは、本格寺は江の島七福神の一つで夷様が祀られており、かつ立派な夷堂も建てられています。

写真的には手前の梅が咲いていてほしかった。
さらには・・・日蓮上人のお骨は身延山に納められているわけですが、この本覚寺に分骨されており「東身延」とも呼ばれています。
日蓮上人分骨堂↓

もう少し注目度が高くても良さそうな気がします。
この後鎌倉駅から江ノ電で和田倉駅へ移動し駐車場に戻りました。
昨日書いた通り、パークアンドライドは5時間1,700円、超過料金30分210円です。今回の駐車時間は5時間33分。超過料金3分差で倍の420円でした。😫
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