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5月2日(ブルームバーグ)

2012-05-06 10:38:48 | 発電
シェールガスの良い面の報道に比較して、シェールガスのマイナス面の報道はすぐ報道されたように思います。PPS「新電力」の報道はあまりされていなかったのに、PPSの供給能力のマイナス面の報道は素早い。マイナス面の改善や対策の情報は無いのはなぜ?研究者は?

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3EW4C6VDKID01.html
より
5月2日(ブルームバーグ):2日の米国株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は前日、2007年来の高値に上昇していた。この日発表された民間部門の雇用統計で、雇用者数が予想を下回る伸びだったほか、ユーロ圏の失業率が15年ぶり高水準に上昇したことが嫌気された。
S&P500種株価指数の産業別10指数でエネルギー株と金融株が大きく下落した。チェサピーク・エナジーは大幅安。四半期決算で予想外の赤字を計上したほか、天然ガス下落の影響で来年に資金不足に陥る恐れがあると明らかにしたことが嫌気された。バンク・オブ・アメリカ(BOA)も下落。一方、S&Pの住宅建設株価指数は上昇した。
S&P500種株価指数は0.3%下げて1402.31。ダウ工業株30種平均は0.1%下げて13268.57ドル。
フィフス・サード・アセット・マネジメントのキース・ワーツ最高投資責任者(CIO)は「どんなにひいき目で見ても労働市場は弱い」と述べ、「勢いがあると思っていたが、最近の経済統計からは景気が滞っていることが示唆される。ここで暗いニュースが続けば、市場は打撃を受けやすくなる」と続けた。
給与明細書作成代行会社のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズが発表した給与名簿に基づく集計調査によると、4月の米民間部門の雇用者数は前月比で11万9000人増加と、7カ月ぶりの低い伸びだった。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の同日発表によると3月の失業率は10.9%だった。
S&P500種は年初から12%上昇した。ブルームバーグのまとめたデータによると、4月10日以降に決算を発表したS&P500種採用企業のうち利益が予想を上回ったのは73%だった。
エネルギー株など下落
S&P500種産業別10指数のうち6指数が下落。エネルギー株価指数は1.6%下げた。チェサピークは15%安。同社は今年と来年の営業キャッシュフロー見通しを最大48%引き下げ、売却予定の資産を拡大した。今年のキャッシュフロー見通しは27億-30億ドルと、2月時点の予想(45億-52億ドル)から引き下げられた。
KBW銀行指数は0.9%下落。構成する24銘柄のうち18銘柄が値下がりした。BOAは1.8%安、シティグループも2.7%値下がりした。
レストラン予約サイトを運営するオープンテーブルは15%下落。同社の2012年売上高予想の上限は1億6400万ドル。アナリスト予想平均(1億6850万ドル)を下回った。
住宅建設株
この日はS&P住宅建設株価指数が2.5%上昇。レナーは2.7%高、D.R. ホートンも3.4%値上がりした。
処方薬大手のCVSケアマークは2.7%上昇。1-3月期の利益がアナリスト予想を上回ったことがが好感された。競合するウォルグリーンからの顧客獲得が寄与した。
原題:Dow Average Falls From 4-Year High as Jobs Data TrailsEstimates(抜粋)

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012050500009&m=rss&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

シェールガス開発で新ルール=オバマ政権、公表へ-米紙報道
 【ニューヨーク時事】オバマ米政権は近く、シェールガスと呼ばれる非従来型天然ガスの開発に関する新たなルールを公表する見通しだ。4日付の同国経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
 地下深い頁岩(けつがん)層にあるシェールガスは、化学薬品と砂を混ぜた水を同層に高圧噴射して採取する必要がある。このため、地下水が汚染され、環境が損なわれるとの懸念がある。
 同紙によれば、規制は連邦政府が管轄する土地が対象で(1)ガス田の建設や汚染水の処理に関する指針の設定(2)利用した化学薬品の公表義務付け-などが含まれるという。(2012/05/05-00:54)

http://blog.knak.jp/2012/05/post-1071.html
シェールガス採掘で地震誘発 


knak (2012年5月 1日 06:34) | コメント(0) | トラックバック(0)

米地質調査所(USGS)は米中部地域での地震の急増はシェールガス採掘が関係していると報告した。

水圧破砕法(fracking:液体を地中に注入し天然ガスを抽出)の廃液をdeep well に注入することにより起こされるとみている。

Deepwellは深さ1~4kmの井戸で、廃液を岩塩層の下に流し込むもの。岩の割れ目を通って地下水中に漏れる化学物質も見られ、問題とされている。

テキサスなどではシェールガス採掘の廃液はDeepwellに投入して処分するが、ペンシルバニアでは地形上これが出来ず、下水処理場に輸送して処理している。

USGSは昨年8月にオクラホマ州の地震について報告書を出したが、それによると、小さな地震が多発したが、ほとんどはfracking 作業が終了して24時間以内に発生した。

2011年11月に英エネルギー会社Cuadrilla Resourcesは、同社がイングランド地方北西部ランカシャー沿岸で行った水圧破砕法による天然ガスの掘削によって、いくつかの弱い地震が引き起こされた可能性が極めて高いと発表した。

同地域では4月にM 2.3、5月にM 1.5の地震が記録された。同社が委託した外部の専門家チームの調査報告書は、「採掘現場の地質に、操業時に注入された水の圧力が加わるという、珍しい条件が重なったことがこれらの地震の原因」だと している。

今回、USGSは米国地震学会の年次大会での報告で、magnitude 3.0以上の地震が急増していることを明らかにした。
最終報告書は夏に発表される予定。

異常なことが起こっており、地震の多くは産業活動に結びついていると考えている。

2000年までの30年間で米中部地域での地震活動は年平均21回であったが、2009年に50回、2010年87回、2011年134回と急増した。

2001年に始まった増加はColorado-New Mexico の境界のRaton Basinでのcoalbed methane層での地震活動による。

OklahomaではM3以上の地震は、過去50年の年間平均1.2回から2009年には25回以上と急増した。
2011年11月にはM5を超える観測史上最大級を記録した。

こんな急増は火山地域以外では過去にないことで、ほぼ確実に人工のものである。

2009年に始まった急増はArkansasやOklahomaの石油とガス生産地域で起こっており、廃液のDeep well への注入に関係するという証拠がある。

Frackingでは水と砂と薬剤をシェール層に注入し、地中の岩を砕いて、閉じ込められている天然ガスを取り出すが、注入された水は回収され、処分される。
地震活動はガスや石油を抽出するプロセスよりも、排水を井戸に流し込んで処分するプロセスで発生する。

メンフィス大地震研究情報センターの研究員によると、地下に戻された水が断層の隙間に入り込んで滑りやすくなり、地震が起きやすくなったと考えられる。

なお、これらの人工の地震による被害はほとんど出ていない。

2011年にエネルギー省はfracking の環境影響を調査する委員会を立ち上げたが、委員会は天然ガス業界への環境ガイドラインに、fracking や廃液注入により起こされる地震に関する調査を求めた。

各州ではDeep well に対する新しい規制を検討している。

ーーー

なお、EPAは4月17日、ガス井戸からの大気汚染に対する最初の規則を発表した。

http://epa.gov/airquality/oilandgas/actions.html


NHKのBS世界のドキュメンタリー 「ガスランド ~アメリカ 水汚染の実態~」 では水質汚染の問題に加え、大気汚染の問題も取り上げている。

回収された薬剤入りの水は仮の溜池に保管されているが、池の土手から水が漏れている。
また、溜池から薬剤がどんどん蒸発している。

コンデンセートタンクからもガスがもうもうと蒸発しており、大気汚染を起こしている。

天然ガスのパイプラインは途中でガスを放出している。
原発不要になるか? 新エネルギーのゆくえ(3) シェールガスと地震


http://generation.ike-labo.com/
エヤータービン

新エネルギー発電装置.wmv


原発不要になるか?新エネルギーのゆくえ(5) THRIVE(紹介転載)


http://www.mizuho-msrc.com/dynmc/gcnt.php/DL0000006817/01/05/120125_AU.pdf
オーストラリア 経済

http://www.jetro.go.jp/world/oceania/au/biznews/4f95004261698
2ヵ月連続して貿易収支が赤字 (オーストラリア)

2012年4月24日 シドニー発

 オーストラリア統計局(ABS)が4月4日に発表した貿易統計(季節調整値)によると、2月の輸出は前月比2.1%減の244億2,500万オーストラリア・ドル(豪ドル、1豪ドル=約84.1円)、輸入は3.9%減の249億500万豪ドル、貿易収支は4億8,000万豪ドルの赤字で、赤字は2ヵ月連続。主要輸出品の石炭と農産品が大幅に落ち込んだ。

労働党惨敗で州政権交代-クイーンズランド州議会選挙- (オーストラリア)

2012年4月10日 シドニー発

 クイーンズランド(QLD)州議会選挙が3月24日に実施された。4月3日現在、労働党(ALP)は44議席を失ってわずか7議席にとどまる歴史的な惨敗を喫する一方、キャンベル・ニューマン氏率いる自由国民党(LNP)は、最終的に全89議席中78議席を獲得する見込み。ニューマン氏は3月26日、総督の認証を受けてQLD州首相に就任し、4月3日には新内閣が発足した。

通商弘報  4f82bb60dc758

石炭など燃料の輸入関税5%免除で電力業界を救済-一方で輸入炭コストアップの難題も- (インド、オーストラリア)

2012年4月9日 ムンバイ発

 2012年度(12年4月~13年3月)政府予算案(3月16日発表)には、火力発電用の石炭、天然ガス、液化天然ガス(LNG)の輸入関税免除が盛り込まれた。11年来、国内炭の供給不足とインドネシアからの輸入炭の価格上昇で採算悪化に悩んでいる電力業界にとって、ある程度の救済になるとみられる。ところが3月19日、燃料炭の最大輸入先のオーストラリアが新たな資源税を課す法案を成立させたため、電力業界はまた問題を抱えることになった。

通商弘報  4f7e604fefbf0

http://www.metacafe.com/topics/tango/
動画サイト

http://vision.ameba.jp/search/keyword/popular.do?selectTarget=1&keyword=tango&x=6&y=14
動画サイト

http://www.stickam.jp/
動画サイト

http://eyevio.jp/
動画サイト

http://videosearch.nifty.com/search?kw=tango&ss=nifty_top_tp
動画サイト

http://www.dailymotion.com/video/xp02zi
動画サイト

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00592/v09632/v1000000000000000547/?list_id=853743&sc_i=gym003
動画サイト

http://video.excite.co.jp/search/tango/
動画サイト

http://peevee.tv/videolist.jspx?tag=tango&method=search&page=0&maxperpage=10
動画サイト

http://piction.jp/full/bbh.html
動画サイト

http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/rongo01.html
論語 英語


http://www.zaikei.co.jp/topics/381/
財形新聞
1年後の土地取引「活発になる」増加
国土交通省の土地取引動向に関する3月調査の結果、「1年後の土地取引が活発になる」とのDI(活発である-不活発である)がいずれの地域でも「活発である」とする回答が増加し、「不活発である」は減少した。05/02 11:00

住宅着工 3月は前年同月比5%増

国土交通省によると、3月の住宅着工戸数は6万6597戸と前年同月に比べ5%増加した。05/01 11:00

http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE120505173600565476.shtml
動画 ニュース

ガス・コンバインドサイクル発電 :広瀬隆

2012-01-10 04:36:34 | 発電
ガス・コンバインドサイクル発電 :広瀬隆



特定規模電気事業者連絡先一覧 下記
http://www.enecho.meti.go.jp/denkihp/genjo/pps/pps_list.html


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%B9上記より

シェールガス(英語: shale gas)は頁岩(シェール)層から採取される天然ガス。従来のガス田ではない場所から生産されることから、非在来型[1]天然ガス資源と呼ばれる。
アメリカ合衆国では1990年代から新しい天然ガス資源として重要視されるようになった。また、カナダ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの潜在的シェールガス資源も注目され、2020年までに北米の天然ガス生産量のおよそ半分はシェールガスになると予想する研究者もいる[2]。 別の研究者は、シェールガス開発により世界のエネルギー供給量が大きく拡大すると予想している[3]。ライス大学ベーカー研究所の研究では、アメリカとカナダにおけるシェールガスの生産量の増加によってロシアとペルシャ湾岸諸国からヨーロッパ各国へのガス輸出価格が抑制されると結論付けた[4]。2009年の米中シェールガス・イニシアティブにおいてアメリカのオバマ大統領は、シェールガス開発は温室効果ガス排出量を減らすことができるとの見解を示した[5]。しかしその後シェールガスの温室効果ガス排出量が、従来の天然ガスや石油よりも大きくなるとの指摘が学会から上がるようになった[6]。
Simon's Cat in 'Fowl Play'

城南信用金庫
http://www.jsbank.co.jp/profile/social_contribution/tv.html


http://www.dailymotion.com/video/xjq7qh_yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy_news
より

実は既に自由化されている電力を逆に阻害しかねない新しい自由化 投稿者 samthavasa
2011年7月5日 原発の事故をきっかけに日本の電力体制というものが色んな形で議論されているが、基本的なところが欠けている議論が多いように思われる。例えば日本の電力供給体制は独占だと言われているが、実はもう自由化はどんどん進んでいて、2000年に特別高圧2000kWが自由化された。そして2004年にはそれが500kWまで下げられ、2005年には50kWまで下がってきた。実は50kWまで下がると全体の63%はもう自由なのだといえる。逆に言うと、独占であって、総括原価主義の対象の需要家というのは個人と、低圧な小さなコンビニという全体の約30%にすぎない。よって、今の電力供給体制があたかも全て独占だという考え方自体がそもそもおかしい。自由化の中で、まずIPPという電力会社に電力をそのまま卸すことが出来る発電事業者があり、さらにPPSという直接消費者に小売できる発電事業者がある。更に63%の自由化というのは、PPSは全国どこのPPSを選んでもよく、更に東京電力管内であれば東京電力以外の8つの電力会社のどこの電気を買ってもいいというものになっている。その時に太陽光発電、メガソーラーで発電事業者が発電所を作り供給できるような体制を作るべきだという議論が官民両方から盛り上がっているが、非常に高コストな太陽光発電を何十年にも渡って強制的に固定価格で買取るということは発電事業者にとっては、こんな楽なことはない。投資した金額は確実に儲けと共に回収できる。しかし、この事を法的に強制してしまうと買取る側は、発送電分離というような議論が出ているが、発送電分離できなくなってしまう。送電会社というのは発電事業者から一般の需要家の間をつなぐだけなので、そこに高い値段でソーラー発電の電力を買わせることはできない。逆に分離した方の発電事業者の方は自分の所で発電をしているので、そのような高い電気を強制的に買わされることにもならない。そうなると、すでに自由化が大分進んできた中で、電力の固定買入れのような制度を入れると電力の自由化が逆に止まってしまう。本当にその事が電気料金を将来的に下げたりだとか、或いは発電事業者が自由に入ってくるといったことを、逆に阻害する可能性がある。それでも良いのなら構わないが、そのためには1年くらいは議論すべきで、それを兎も角ソーラー発電を作ろう、それを強制的に買わせよう、

上記の意見の意味が良くわからない

http://okwave.jp/qa/q3518047.html
参照する

IH調理器 7kw
エアコン  1.5kw×3台
テレビ   0.5kw
温水器   5kw
照明関係  1kw
その他   -----

ということで オール電化住宅でも15kw(契約電力ベース)
にもなりません
全機器を同時には使用しないので必要電力は少なくなるので

一般家庭1件あたり5kwとすると10件で50kwになるから
マンションなどならPPSと契約可能では
コンビニなど業者が含まれる建築なら可能性があると思われる
電気代も安くなるので検討するとよいかも?


スポーツ 科学
http://www.geocities.jp/tokyomarlin//part1.html

ガス・コンバインドサイクル発電 :広瀬隆

2011-12-13 17:51:28 | 発電
ガス・コンバインドサイクル発電 :広瀬隆


http://allabout.co.jp/gm/gc/298330/

天然ガスを燃料にする「複合発電」


天然ガスを使って複合発電する「ガスコンバインドサイクル発電」は既に稼動中である。 前回の記事で触れた「石炭ガス化複合発電」(IGCC)では、まず燃料の石炭を「ガス化」して、複合発電(コンバインドサイクル発電=後述)を行います。そうすることによって発電効率(投入したエネルギーをどれだけ電気に変えられるか)が大幅に向上し、地球温暖化の“主犯”とされる二酸化炭素(CO2)や、石炭火力発電で問題になる硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)の排出も抑制できるというものでした。

ところで、複合発電にははじめからガス(天然ガス)を使って電気をつくるシステムもあり、こちらはすでに稼働しています。今回は、この「ガスコンバインドサイクル発電」を取り上げてみたいと思います。


ガスタービンと蒸気タービンのコラボで発電

コンバインドサイクル発電の仕組みについておさらいしておきましょう。火力発電には大きく言って2つのタイプがあります。主力は燃料をボイラー内で燃やして蒸気を発生させ、その膨張力で蒸気タービンを回転させて電気をつくる方式で、これを「汽力発電」と言います。そしてもう1つは、燃料を燃やした燃焼ガスでタービンを回して発電する方法で、小型で高い出力が得られるといったメリットがあります
コンバインドサイクル発電は、ひとことで言えばこの2つの方式を「複合」させたものです(図)。最初に圧縮空気の中で燃料(ガス)を燃やしてガスタービンで発電し、タービンを回し終えた排ガスの余熱を使って蒸気タービンによる発電を行うのです。熱を有効利用できますから、同じ量の燃料からより多くの電気をつくることができ、結果的にCO2排出量なども抑えられることになります。


比較的クリーンな燃料=天然ガス


燃料の中でも比較的クリーンな天然ガス。 さて、今回の「ガスコンバインドサイクル発電」では、燃料に天然ガスを使います。実はこのこと自体にもいくつかの利点があるのです。

前回、石炭は世界に広く分布する燃料で、価格も割合安定していると述べました。天然ガスも石油に比べれば供給事情は安定しているのが強み。

加えて石油、石炭に比べると燃焼時のCO2排出量が少なく、SOxやばいじんは出しません。化石燃料の中では比較的「クリーンな」エネルギーなのです。環境負荷の少ない燃料を使って、より効率のいい発電を行う――。「ガスコンバインドサイクル発電」の特徴をひとことで表現すれば、そういうことになるのではないでしょうか。


世界最高水準の発電効率

ちなみに、「ガスコンバインドサイクル発電」はこれまでにも確実な進歩を遂げてきました。ガスの燃焼温度は、高い方がより高効率の発電を可能にします。いわゆる「従来型」と言われるものの燃焼温度は1100℃でしたが、すでに普及している「改良型コンバインドサイクル発電」(ACC)のそれは1300℃。このACCの発電効率はおよそ50%で、1950年代の火力発電に比べると、なんと約2倍~3倍という水準に達します。つまり、同じ量の燃料からそれだけ多くの電気をつくり出せるようになったわけです。

さらに、近年各地に導入されつつあるのは、燃焼温度を1500℃までアップさせた「MACC」と呼ばれるタイプ。発電効率は59%まで高まり、もちろん世界最高レベルです。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%B9
シェールガス(英語: shale gas)は頁岩(シェール)層から採取される天然ガス。従来のガス田ではない場所から生産されることから、非在来型[1]天然ガス資源と呼ばれる。
アメリカ合衆国では1990年代から新しい天然ガス資源として重要視されるようになった。また、カナダ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの潜在的シェールガス資源も注目され、2020年までに北米の天然ガス生産量のおよそ半分はシェールガスになると予想する研究者もいる[2]。 別の研究者は、シェールガス開発により世界のエネルギー供給量が大きく拡大すると予想している[3]。ライス大学ベーカー研究所の研究では、アメリカとカナダにおけるシェールガスの生産量の増加によってロシアとペルシャ湾岸諸国からヨーロッパ各国へのガス輸出価格が抑制されると結論付けた[4]。2009年の米中シェールガス・イニシアティブにおいてアメリカのオバマ大統領は、シェールガス開発は温室効果ガス排出量を減らすことができるとの見解を示した[5]。しかしその後シェールガスの温室効果ガス排出量が、従来の天然ガスや石油よりも大きくなるとの指摘が学会から上がるようになった

シェールガス
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/pdf/2/2795/0904_b03_ichihara_shalegas.pdf


2011年12月01日 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章・たね蒔きジャーナル

2011-12-13 14:52:26 | 発電
2011年12月01日 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章・たね蒔きジャーナル


'TATAMP' Trailer

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88%E7%82%89#D-T.E5.8F.8D.E5.BF.9C

D-T反応
D + T 4He + n (14MeV)
反応条件が緩やかで、最も早く実用化が見込まれている反応である。核融合炉として使用する場合トリチウムの入手性に課題がある。トリチウムは、自然界においては、大気の上層でわずかに生成されるのみであり、半減期の短い放射性物質であるため事実上採取は不可能である。また、高速中性子が生成するため、炉の材質も検討が必要となる。現在検討されているトリチウム入手法は、核融合炉の周囲をリチウムブランケットで囲み炉から放出される高速中性子を減速させつつ核反応を起こし、
6Li + n T + 4He + 4.8MeV
7Li + n T + 4He + n - 2.5MeV
トリチウムを得ることである。このときブランケットは高速中性子を減速して遮蔽し、燃料を生産し、反応熱を取り出すと言う3つの役割をすることになる。JETおよびTFTRにおいてはこの反応を主反応とするような実験が行われた。