遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

夕方すごい雨

2024-09-13 11:20:03 | 日記
9月12日(木)夕方になって、それまでなく晴れ上がっていた空が急
に曇り、雷がゴロゴロなり出し、いきなり強い雨が降り出した。
庭の草花には恵みの雨で、水やりの必要もなくホッとしたが、雨は1時
間ほど降り続け、予定していた甲子園の阪神タイガースとDeNaベイスタ
ーズのナイトゲームは試合は流れた。
<まだ真夏の姿の青空、1時間後には一変した>


おかげで静かな夜になって、NHK Eテレの「クラシックテレビ」を楽し
むことができた。今回はMCの清宮信也さんと鈴木愛子さんは、ウイーン
に渡って「旅するクラシックinウイーン」と2回にわたって放映する。
今夜はその第1話。ベートーベンやモーツアルトなどの作曲家やハプス
ブルグ家の宮殿などからの映像を楽しませてくれた。

購読している新聞の木曜日夕刊に「文庫本週間ベスト10」がある。
文庫本ファンだから、どんな作品が読まれているか、と毎週楽しみにし
ているが、たいてい愛読する作家の作品がランクインしている。
今回は宮部みゆきの「子宝船」(PHP文芸文庫)が入った。人気作家だ
から売り出したばかりの先週10位、今回はランクアップの5位、さら
に上位に上がりそう。
この小説は新シリーズ「きたきた捕物帳」の第2作。宮部ワールド得意
の時代小説の江戸人情・捕物帳で、シリーズで何回か続きそうで楽しみ
にしている。
この小説で面白いところは、2004年に文庫本化された「ぼんくら」
(講談社文庫)で登場した異常に物覚えの良い少年「おでこ」をはじめ、
「初ものがたり」(PHP文芸文庫)の回向院の茂七親分や本所深川の大親
分政五郎などを再登場させて、事件の謎ときに当たらせていることだ。
相変わらず人物描写のうまい江戸人情捕物、これからの展開が楽しみ。

コメント
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