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思想とアセンション2

2016年09月13日 | 思想

古代ギリシアで多くの思想家が活躍していた頃は、ギリシアは、小さな、いわゆる都市国家が争いに暮れる不安定な時代でした。霊界では、その世の中の混乱を鎮める為に、多くの人々を地上に出しました。アリストテレスもその一人で、政治論や国家論から、善や幸福とはどういうものかというようなことまで、よく考えられた論理を展開し、教え子に、アレクサンダー大王がいたことが知られています。

さて、この偉大な思想家を前に、なにをもって、本来、思想などというものは無い、などと言うのでしょうか。

この地球が、宇宙の、何でも揃った生きた博物館のような、自由な体験ゾーンとして設けられ、維持されて来た経緯についてはご説明しました。ということは、ギリシアの地も含めて、地上の全ての場所は、その、いわば博物館の一部なわけです。

ですから、例えば、仮にも、そこに柵かなんかを設けて区切り、国家だとか言って居住者に税金を求めたり、出入制限をしたりすること自体が、まず本来あり得ないことなのだ、ということになるわけです。つまり国家や政治どうこうの前に、そうしたものを作ること自体が、宇宙の法からすでに外れている、ということになります。

例えば、中学校で、ある生徒が学校の一部の教室を占拠して、ここに入る場合は有料だ、とか言っている、まあ極端ですが、そういうような例えも出来るかも知れません。つまり、より大きな枠組みでの、真実を知らないがゆえの行動だということなんです。

その生徒は、父兄らが費用を負担していることを考えないわけです。それと同じ様に(まあ、違うかも知れませんが)、地上に国家などを作り、政治などをやっている人々は、創造主が、全ての存在に、公平な自由意志を認めている事にも、地球という体験ゾーンの本来の意義にも、考えが及んでいない、ということなんです。国家の在り方などを考えるのは、今の例の、生徒の教室の占拠方法について考えるようなものではないでしょうか。

ですが、いわゆる思想家たちが必要ではなかった、と言っているわけではありません。当時の状況を収まらせるには、やむを得ない次善策だったということです。

その人たちには、地上の人々に、その時代に合った、様々なものごとの考え方や情報を伝え、世の中を善導する、預言者と同じ使命があり、多くは、その役目をよく果たしたと言えるのではないでしょうか。

それが証拠に、アリストテレスの教え子であったアレクサンダーは、万難を越えて、人々が分離した世の中の混乱状況を終わらせるべく、世界の統一へと向かう活動をしたのでした。

えっ?アセンション後の私たちの世界統一ですか?..それは、宇宙の法に基づく、国家も思想も必要のない世界...でしょうね。

 


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