ハトシェプスト女王の像？ （あるガイドブックにはそう書いてあるが本当か？髭が生えている・・・。王だから女でも髭を生やしたのだろうか？）⇒間違えました。
これは、オシリス神です。エジプト名ウシル。冥界の支配者。 両手には王権の象徴である王笏を持つ、足はミイラのように束ねられている。 身体の色は再生復活を意味する緑の色に塗られた。 人間は死ぬとオシリス神になって復活すると考えられていた。 豊穣の神としての性格も合わせ持つ。
ところで、この場所で、１９９７年日本人新婚旅行者を含み６６人の死者を出したテロが発生した。僕自身も記憶の隅に強烈に残っている。
今回のガイドのエジプト人曰くだが、そのテロはイスラエルがアメリカに依頼して行ったものだと言う。なぜなら、エジプトの観光収益を減らすためにテロが必要だったと言うのだ。（エジプトとイスラエルは仲が悪い。）そのテロの前日、アメリカの旅行者にのみ、翌日葬祭殿には行っては行けないという達しがあったそうだ。それで実際にアメリカ人はひとりも葬祭殿に行かなかったという事・・・。確かにアメリカはイスラエルを支援している。まああまり考えたくはないが、あってもおかしくない話のようにも思う。あるいは事前につかんだテロの情報を公開しなかったかだ。真実は分からないが、とにかく、どんな出来事にも必ず陰謀の影がある。
このハトシェプスト女王は、後に夫の側室の息子であるトトメス３世によって失脚する
