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-ALKAN-

しどろもどろでも声は出るなり。

ネコ日和。

2020-03-08 04:56:07 | 日記

 昨日、ネコを病院に連れて行きました。

一昨日の夜からどうにも元気がなくて、餌はそこそこ食べるんですが、動きが鈍くてずっと寝てるんです。

モノ言わぬ動物の事だから、そんな態度の中にも必死なアピールがあるモノだと、よく観察してみたら、右目を少し開けにくそうにしている。そしてさらによく見てみると、レンズが少しくもっている。

 「あぁ、またこれか……」

 うちのネコは、仕事先の倉庫で親猫とはぐれて一匹でウロウロしているところを拉致してきたので、体裁よく言うと『保護ネコ』なんですが、実際は雑種の野良猫です。だからきっと、体内にある種のウイルスのようなモノを潜伏させていて、何かの拍子にそれが症状として出てくるに違いありません。以前も同じ症状で二度ほど病院に行ったんですが、はっきりした原因はわからないと言われました。でも最悪の症状ではない……、でしょう、と言われました。

 最悪の症状とは、FIP(伝染性腹膜炎)という病気で、死亡率がとても高く完治しない。恐ろしい病気の事で、とりあえず、それではないだろうと。

 うちに来てから、9か月で三回か……、これは、頻繁なうちに入りますか? と訊くと、全然入りません、と言われややホッとしました。  

目薬と錠剤をもらって早速点眼投与すると、今、早朝から元気に走り回ってます。薬ってスゴイな!

妻の実家の庭によく来ていた、白黒の野良はきっとこのFIPだったのかなと思われます。シャムネコのようなしなやかな体と尻尾をして、小顔のシュッとした可愛い猫だったらしいんですが、最後はもう、お腹を引きずるほどパンパンに膨れ上がっていたそうです。そしてほどなく死んだそうです。

 何も悪い事してなくても死ぬんですね。残酷な様でもそれを自然の摂理というのでしょう。

 今のコロナウィルスも同じ、そうやって人の命を侵食していきます。なにをどう注意すればその摂理に逆らって生きていくことができるのか、すべては悪あがきに見えてしまいます。ただ一ついえる事は……。

 

 自然の摂理は今、人間の敵となりました。人間は今、神に戦いを挑んでいるのです!

 

 でも動物病院って、お金かかるねぇ……。五分の診察と、目薬と錠剤五個で¥4.200とは……。

これで突然の長い春休みのために、息子に買ってやると約束していた、ニンテンドースイッチ『東京オリンピック2020 THE OFFICIAL VIDEO GAME』用にと思っていたお金が消えました。どこかから捻出しないと。しかし私の空袖は今日も空しく、早春の風にバタバタと軽快にはためくばかり……。あぁ、はーるよ来い! はーやく来い!

 今、読んでいる本は『学問のススメ』福沢諭吉 著。本は心を潤します。活字は思考を鍛えます。だから私は心おきなく、膝を鍛えましょう!

 

 

コメント
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