朝日記230630 眞殿宏さん＜今月読んだ本＞配信

朝日記230630 眞殿宏さん＜今月読んだ本＞配信

 

眞殿宏さんの随想風読書録を＜今月読んだ本＞を配信申し上げます。

どれも、たのしくよみました。

特に２）のハマのドンは、あらためてどろどろしたところに国士ありという

おもいを抱かせてくれました。

敗戦日本は旧約聖書での「バビロン捕囚」の民つまり戦勝国からのみえざるくびきにつながれた民という根底理解にありますが、それにしてもなかなかドラマチックな政治闘争であることを読ませてくれます。

IRありきではないところに、この国の精神的自立への一里塚を感じます。

そういう意味で覚醒のおもいでした。

他の読書随筆も傾聴に価しますよ。荒井

 

＜今月読んだ本＞

1）歴史を知る読書（山内昌之）；PHP研究所（新書）

2）ハマのドン（松原文枝）；集英社（新書）

3）文豪、社長になる（門井慶喜）；文藝春秋社

4）ラザルス（ジェフ・ホワイト）；草思社

5）事務次官という謎（岸宜仁）；中央公論社（新書）

6）「線」の思考（原武史）；新潮社（文庫）

ブログ；http://kanazawalibrary.blogspot.jp/

眞殿宏

康